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イボ?腫れ?なにこれ?検索してもずっと調べにくかった私の「滑液包炎」。
ようやく手術で切除することにしました!似たような境遇の方(体にイボ?腫れ?があるけど、なにこれ?な方)のお役に立てれば幸いです!
※文章中では滑液包炎のことを腫れ、もしくはイボと表現しています
肘にある謎の腫れを手術で切除することにしました。
彼此、この腫れとの付き合いは12年超になります。
この腫れの正体(病名)は「滑液包炎」。
手術が決まる朝まで、私を含む家族全員が、この腫れのことをガングリオンと言っていました。
この記事では、このイボ(腫れとイボ両方で呼んでいます)を手術で切除する経緯を記します。
体にあるイボを良性のガングリオンだと勘違いしてしまい、
10年以上も同居するという悲劇をアナタにはして欲しくない!というものです。
実体験に沿った事実のみを記しておりますが、個人によって症例の差異はあるかと思います。まずは!とにかくお早めに病院に行くことをオススメします。
切って、取って、縫って、の手術説明図です。動かしてOK!
滑液包炎の認知から手術に至るまで
滑液包炎ってなに?
滑液包炎は、滑液包(液体で満たされた平らな袋で、皮膚、筋肉、腱、靱帯と骨がこすれる部分で衝撃を吸収します)の痛みを伴う炎症です。 動かすと通常は痛みがあり、皮膚に近い位置にある滑液包に炎症が起こると、腫れて圧痛がみられることがあります。
引用:MSDマニュアル家庭版より
なるほど〜。名前が分かって少しは安心するかと思いきや、自分の場合は怖いままです。なぜかと言いますと、まず名前が痛々しくて怖いのと、私の場合は10年以上まったく痛みもなく今の今まで炎症もしていなかったためです。
発生する原因を調べると、圧迫などの継続したストレスや繰り返しの運動による負担とネットには載っていますが、私の場合は医師に「肘付き」が原因の一つと指摘されました。確かに10年前はデスクワークで肘付きをよくしていた記憶があります。
しかし、手術直前の今でも炎症はしてないと思いますし、もちろん痛くも、痒くは、、たまにある。って感じで取ってしまうのが少々気がひける心情です(ただ怖いだけ)。それでは、似た症状のガングリオンのことについても触れていきましょう。
ガングリオンとは?
ガングリオンは、手や手首の関節または腱鞘の上に現れる、ゼリー状の液体を含んだ腫れ。
・ガングリオンが発生する理由は不明
・ガングリオンは通常、症状を引き起こさない
引用:MSDマニュアル家庭版より
やっぱり私のイボ、ガングリオンじゃね?って感じです。文章を読むと余計にそう思います。いつの日やら「それ、どうしたの?」って人から言われてイボの存在(成長)に気付きましたし、ここに記載されている症状を引き起こさないってのがモロに当てはまるのです。
妻や子供から「なにそのイボ〜?」「やーい、ガングリオ〜ン」とからかわれること10年余り。辛い日々を共に乗り越えてきたイボと別れるのは少し寂しいのですが、服を脱ぐときに引っかかるのも事実です。手術費用と手術決定までの経緯を簡単に振り返りたいと思います。
手術までの費用
町医者にて
まずは町医者で診察を受けました。実はここでも初めは「ガングリオン」と言われました。
初診だったので症状を看護師に聞かれ、肘を見せると「まあ大きなガングリオン!」と大きな声で言われ、診察時の医者の先生も目を丸くして「こんなに大きいガングリオンは見たことがない!」と、全員が同じ認識で今はびっくりかつ面白い。なんでみんなイボに騙されてるの?
ここで、いったんは注射針を刺されたんですね。ブスッと刺して内容物を吸い取る作戦なのですが、なにも吸い取れず。刺され損なイボ。もとい、私の中ではかわいそうなガングリオン。。
これは総合病院で切除してもらうしかないですね、ってことで紹介状を書いてもらい行ってきたわけです。ここでの診療代は紹介状を含めて約2800円でした。とても良心的だと思います。(針で刺されたけども。しかも痛くないし)
総合病院にて
紹介状を持って総合病院の整形外科にやってきました。朝イチの時間に行って、その場で手術のイメージも頭にあったのですが、この日は検査のみと無難なスクジュールでした。
ここの先生もやはり目を丸くして「大きいな!」とはなりましたが、病名はガングリオンではなく「滑液包炎」とピシャリでした。個人的にはガングリオンという呼ばれ方が好きですが、ネットで調べてもなんだかう〜んって感じだったので、違和感はあったのです。
そして事前に行う検査がまあまあ本格的でして、
①血液を2本分取られる
②レントゲン取られる
③心電図取られる
って感じでしたかね。やはり大病院だけあってひとつひとつの待ち時間は長かったですが、週末に手術の段取りが決まりました。
医療費用は初診料と検査代合わせて約5000円でした。高いのか安いのか相場が分かりませんが、ここまでの手術前段階での出費が7800円。あとは手術当日と手術後を足した合計金額が、私の場合の「滑液包炎による切除手術費用」となります。
どうしてできるの?
私の場合は、、、
10年ちょっと前はデスクワークが多く、仕事によるストレスも最高潮のタイミングでした。
腫れについては私が知らぬうちにいつの間にか大きくなっており、人に指摘されて「なんじゃこりゃあ〜!」となりました。
いかんせん痛くも痒くもない(今でも)ので10年以上放置してきたのですが、10年以上前からガングリオンだと思い込んでそのように呼んできたので、すでに私の中ではガングリオンとしての愛着が芽生えています。
それが医師によるキッパリ違うよ宣言に少々戸惑う私。謎の、誰かに騙されていた感覚だけが残ることになりました。
違いのおさらい
なにはともあれ、この腫れとの付き合いも残り1週間を切ることになりました。
ガングリオンであれば多少は名残惜しい気持ちもありましたが、この腫れの正体は滑液包炎です。
呼びにくいし、名前が痛そう(痛くもなんともないのに)なのでスッキリ取ってしまいます!
『滑液包炎とガングリオンの違い』(諸説あり)
ガングリオンは触った感じが硬い塊のようで、滑液包炎はぶよぶよと軟らかいことが多く、滑液包炎の方が大きくなりやすい(確かに私のもぶよぶよしてます)。ガングリオンは痛みがなく良性のイボで滑液包炎は痛みがある(10年以上共に生きています)。
#滑液包炎と10年以上付き合ってきた人とつながりたい
まとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます。
私がみなさんになによりも伝えたいことは、
「10年以上もいらんもんと付き合う必要はなかった・・・」と後悔する前に、
私のように「無駄なストレスと長年共に生きることを選ぶ」のではなく、
早く病院に行って取ってもらってください。ということです。
次回、本当に、取れたのか、取ったのか。ドタキャンしてないか。
術後の後半に続く!乞うご期待!!!
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