パワー幼児退行!なによりも大事なこと!!チェンソーマン最高!
さて前回で刺客編が完結、公安側は多大な犠牲を払っての勝利となりました。
しかし実際に刺客に殺された主要キャラは京都からの3人のみで、
ほとんどが闇の悪魔にやられるという惨事。あのターンは本当に悲惨でしたね。
デンジは本当に成長しました。チェーンの応用などスキルもさることながら
人の心を思いやったり助けようとしたり本心でパワーを心配したりと人としての成長が
見ていて微笑ましくあります。保護者のような視点で見てしまうところがあります。笑
コミックスも第9巻に入りました。残り3巻。この1話ずつの感想も残り3分の1を切ったと思うと
少し感慨深いものがあります。ここからフィナーレまで今まで通り怒涛の展開とスピード感で
物語は進みます。章としてはあと2回でしょうか。次章は本当に悲しいお話ですよね。
それでは切り替えて振り返りに入っていきましょう。
【第71話】お風呂
病みパワー
扉絵はとても雰囲気の良いデンジとマキマのツーショット。支え合ってる感じがカッコイイ!
日常に戻ったデンジとアキとパワーの3人。
いやしかし、パワーの様子がおかしいですね。
片腕を失くしたアキ、両腕を失くした天使、暴力とサメの2人は死に、
コベニは退職届を出しました。そしてパワーは闇の悪魔のトラウマに悩まされています。
「口の中に何かおる!何かおるんじゃああ!!」
パワーがかわいそうなことになっており、デンジとアキが面倒を見ているのがまたイイですね。
知らねえ
公安の食堂で昼食をとるデンジとマキマの回想。
「デンジ君。旅行・・二人だけでも行っちゃおうか?」と魔性のマキマさん。
「超行きます!!」と反射で答えるデンジですが・・・。
いつの間にか病んでしまったパワーを看病する優先順位の方が高くなっているデンジ。
「・・・でなんでお前はマキマさんと行かなかったんだ?」
と聞くこの時のアキの顔が最高に好きです。
デンジはまだ頭で理解しているわけではないのでしょう、
アキとパワーのことが最早家族同然となっていることに。
デンジに甘えるパワーがかわいい。小学生低学年かのような怖い時の行動です。笑
そして、デンジにとっては刺激の強いパワーからの発言が。
家族
「恐いから一緒にお風呂入ってえ・・」「え・・?」
すんなりと一緒にお風呂に入っているふたり。
かいがいしくパワーのお世話をしているデンジ。本当に成長してるなあ〜。涙
もう立派な家族となっている3人。仲良し兄妹で微笑ましいですねえ。笑
知らなくていーや
長男アキも頼もしいですね。兄二人で弱ったパワーを支えます。
布団でデンジに「嫌いにならんでくれええ・・」と願うパワー。
「・・・いらねえ」と言うデンジですが、パワーがなんだか謝罪をカタチにしたい様子を
察して血を飲んであげることに。「はい肩・・・」とパワー。
デンジは頭の中でポチタと会話をします。この内容がとっても深い。
「ドアの向こうに何があるかなんて・・知らなくていーや・・・」
今回の戦いを経て、一皮も二皮も成長したデンジでした。
まとめ
戦いを経てアキ家にも変化が起きました。
片腕を失くしたアキ、闇の恐怖ですっかり幼児退行してしまったパワーちゃん。笑
そして次男坊デンジは今まで味わった事のなかった家族というものを体感します。
レゼ編、刺客編を経て精神的にも大きく成長を遂げているデンジ。
ポチタとボロ小屋で食パンを食べていたデンジの姿はもうここにはありません。
弱ってしまった同居人でありバディでもあるパワーを労わり、世話を焼くデンジ。
読者側としても二人のお風呂を見ていてお色気な感じは皆無だったのではないでしょうか。
それは二人を家族同然のように見てしまうから。これが絆というやつですね。イイですね。
アキの長男っぷりも流石です。この人はベストオブ長男だと思います。
マキマの誘惑に勝るものをすでに手に入れているデンジ。
それは、すべてマキマの意中のことにも関わらず。次回に続きます。
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