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引用:チェンソーマン単行本 ネタバレ有りご注意ください
アサとヨル!戦争の悪魔に名前がつく!!チェンソーマン最高!
昨日はアサにとってとても重要な1日だったでしょう。
友達がまったく居なくて孤独な学生生活を送っていたアサに転機が訪れました。これは、筋肉の悪魔に一度コロされて戦争の悪魔との出会いで転生したことにより、アサの心が少なからずオープンになったことが大きな要因ではないでしょうか。人生が変わった的な。
しかし等身大のアサは元々、感情が豊かで人並みに恥ずかしがったり悔しい思いをしたり、後悔したり、、、とても人間味のあるひとりの女子高校生です。この人間臭さが第二部全体を通して、様々な登場人物に感情移入しやすい大きなポイントになっている気がします。
さて、今回の話で展開が大きく動きます。このジェットコースターばりの急展開はタツキ作品を知る上で乗り越えるべき試練といっても良いかもしれません笑。振り落とされないように第2部を見守りつつ、一緒に楽しんでいきましょう!それでは、振り返りに参ります。
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【第101話】放課後デビルハンター
友達と遊ぼう
靴を律儀に返しにユウコを訪ねるアサ。返す理由についてユウコへの気遣いで説明するなど、人としてちゃんとしてますよね。そしてユウコはアサを放課後の悪魔退治にいこうと誘います。
アサは自身が好意を持っている人から、おそらく久しぶりに誘いを受けたのでしょう。頬を赤らめて明らかに嬉しそうですよね。ユウコも「よしやった!」とストレートに感情を表現する気持ちの良いキャラクターです。
たい焼きをふたりで食べて世間話、そして少し深いところの自己紹介を交わし合います。ふたりとも親が悪魔にコロされたという共通点が。知り合って間もない頃の共通点はアツイ。笑
デビルハンターになりたい動機はまったく違うにも関わらず、ふたりにとっての共通の目標までできました。アサもまんざらではありません。これは、とても仲良しになれるやつです。
戦争の悪魔からの提案
突如、アサの意識に姿を表す戦争の悪魔。「ユウコは殺したほうがいい」。いきなり読者をドキッとさせることを言い放ちます。この漫画は、こういうのが実際に平気で実現するから油断してはいけません。
思考が追いつかないアサ。いったん冷静に話を聞いた上で、、、。
「ナニ言ってんの・・?」
面白いのは、アサは全然悪魔に乗っ取られていないこと。むしろ対等どころか主導権を握っているようにも見えます。そして、「お前お前」と言われていることにいい加減イラ立っていたアサが戦争の悪魔に申し立てをします。
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ありがと。ヨル
物騒な話題がどこかにすっ飛んで、名前をちゃんと呼ぶようにという押し問答みたいなのが始まるふたり。人間と悪魔ってこんなにコミュニケーションできるんですね笑。
「戦争の悪魔」、が言い(呼び)にくいということを自覚していなかった戦争の悪魔。それを知って明らかにショックを受けて空を仰ぐ戦争の悪魔。ここの一連のやりとりが、個人的に最高に面白くてウケました。
名前の、言いやすい、言いにくい、というのは結構重要ですよね。
そして、アサは自分のことを「アサ」と呼ぶように伝え、戦争の悪魔は自分のことをアサに「ヨル」と呼ぶように命令します。朝と夜。名前としてはあるようでなかった斬新なアイデアですね!
最後は意見を聞き入れてくれたヨルに対して「ありがと」と言うアサ。このふたりの会話は和むものがあります。チェンソーマンのテーマのひとつといっても過言ではない「名前」。
ようやく主人公の二人が名前を呼び合うようになりました。
悪魔襲来
「物騒な話なんてどうでもいい」
「こんな楽しいのなんて久しぶりなんだから」
「他は全部どうでもいい」
「20人中7人が悪魔に殺されている」。政治家の演説でしょうか。
アサとユウコの目の前に明らかに凶悪な悪魔が突然現れます。ほんと突然、もうびっくりします。
「悪いニュースが2つある」ヨルがアサに言います。
「現状の私達じゃあそこにいるコウモリの悪魔に勝つ事はできない」
「アサが酷く恐怖している時、私は体を乗っ取れないらしい」
後半、情報がとても多いですが笑、冷静にアサにアドバイスをするヨルと
ヨルの言うことを全然言うことを聞かずに走り出して悪魔に追いかけられるアサ。笑
これから何度もあるやりとりですが、アサに「馬鹿!」と言うヨルが好きです。笑
まとめ
前回と前々回が比較的平和(アサにとってはしんどいですが)な学園生活ターンでしたが、今回は久しぶりにかなりの急展開となりました。突然の悪魔襲来ですが、チェンソーマンの世界ではこれが日常。政治家の街頭演説による絶妙なタイミングでの読者解説にも繋げていますね。
確かに第2部から読み始めた読者への説明は必要です。アニメ化や第二部とようやくメジャーな漫画になろうとしている藤本タツキ先生(ご本人が心から望まれているかは不明)の作品ですが、まだまだ万人受けはしていないはずですし、今回はジャンプ+での連載、色々な意味で挑戦かと思います。
ストーリーやキャラ設定、独特なギャグセンスなど個性的な作風が際立つチェンソーマンですが、タツキ先生の作品は友情についての描き方はとても真っすぐで正直な印象があります。朝と夕方と夜、この3名が今後のストーリをどのように盛り上げていってくれるのでしょうか。
先の話がすごく楽しみです。次回の振り返りに続きます〜!
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