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引用:チェンソーマン単行本
ハロウィン!何も見たくねえ!完全決着!!チェンソーマン最高!
光の力と持ち前の奇想天外な行動でサンタクロースを恐怖させ撃破したデンジ。
最初の突進でチェーンを巻きつけたことが大きな勝因でしたね。
闇の力で遠隔から執拗に攻撃を続けられたら延々と決着はつかなかったでしょうね。
しかしこの戦いの間、デンジはずっと悲鳴をあげていましたね。笑
ファイパンのアグニの凄さを改めて認識できましたし、燃えている人を描くのが上手い。
仲良く俺を殺すのはいい、けどマキマさんを殺すな。
旅行に行けなくなるから。
この道理もとても良いですね。
自分は何度でも生き返るけどマキマはダメ、と。
本編終始貫き通している戦う動機はマキマと旅行に行きたい。動機は大事ですね。
さて70話はエピローグとなります。振り返りに入りましょう。
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【第70話】摘む
恐怖勝負完勝
燃え尽きようとしているサンタクロースとデンジの会話。
負けたのが悔しいのでしょうか、デンジを精神的に追い詰めようとしています、が。
まったく動じないデンジ。
一切、先行きの不安要素を気にしない性格。素晴らしいです。
「日常の中で常に死が付きまとう生活を想像できますか?」
こんなん常人だと懇願してやめて欲しいと願うところでしょう。
しかしこれぐらいの脅しにデンジは屈しません。
なぜなら、3食と布団があるだけでデンジにとっては幸せの絶頂なのです。
そんな会話をしている最中にデンジはクァンシに一瞬で首をはねられます。クール。
クァンシに対しても同じく負け惜しみ脅しをいれるサンタクロース。
そんなサンタに本気のハロウィンを食らわせてやれと。
「ハロウィン?」
かめはめ波の要領でコスモが本気のハロウィンを繰り出します。
宇宙の魔人
コスモの精神世界に誘われ、サンタが元の師匠の姿に戻り図書館のような場所へ。
現世ではハロウィンとしか言わないコスモがまともに会話をしてきました。
精神世界など無駄だとどんどんウンチクっぽくなってくる師匠に対して、
「私は宇宙の魔人です」とコスモ。
宇宙って恐怖レベルはほぼ無限だと思うのですが。
無表情でコスモを見つめる師匠ですが内心
「マジで?」となっているのではないでしょうか。
これから全ての事象が師匠の頭の中に入ってくると。
「そうすると私はどうなるのでしょうか?」
「全てを理解した者は皆・・・」
「死ぬまでハロウィンのことしか考えられなくなるのです」
大量の本の背景、無限の情報の中に取り込まれた師匠は、
「は・・ハロハロ・・・」
「ギャあ」
と無限地獄に落ちたかのようになりました。完全敗北。
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命乞い
「ハロウィン・・・」と言いながら朽ち果てていくサンタクロース。
そこに対峙する岸部とヒロフミ、クァンシと魔人ふたり。
岸部とヒロフミが目隠しをし、突如現れたマキマ。
剣をクァンシに振りかざした瞬間、すぐさま手をあげて「降参する」とクァンシ。
命乞いをするクァンシ。
岸部とのやり取りでもありましたが、
クァンシともあろう者でもマキマとの交戦は絶対に避けたい様子。
マキマの非常な発言。お返しの
「死体が喋っている」。
何も見たくねえ
一瞬で首をはねられるクァンシと魔人ふたり。
血が岸部の顔にまで届いています。
ネタバレですがマキマがまた戦力を大きく増やすことに成功しました。
虚ろに目を開いている生首クァンシ。
それを目隠しされながら察している岸部。
世界中で人形がハロウィンに伝染されて人形の悪魔サンタクロースに完全勝利しました。
「目隠し・・取らないんですか?」
「何も見たくねえ・・」
元バディの死を前になにもできない岸部。
哀愁が半端じゃないです。
ちなみにアルドはいつの間にかハロウィンになっていました。笑
まとめ
刺客編、完結です。
地獄に落ちて闇の悪魔と遭遇した時には一体どうなるのか見当もつかなくなりましたが、マキマの参戦により戦況が一変しました。
マキマは闇の悪魔と対等に戦い、地獄からも全員を救出。大半は死体ですが。
そしてラストシーンではクァンシにトドメを。
人形の悪魔との戦いを終始デンジに任せていた狙いはなんだったのでしょう。
おそらくチェンソーマンの戦いを観るのが大好きなのでしょう。
宇宙の魔人コスモの能力もトンデモ設定でしたね。
そもそも宇宙って、悪魔としては最強クラスなのは間違いないでしょう。
精神世界でのコスモは達観した感じでしたし、超越を超えた存在という感じが素敵でした。
しかしそれら全てを葬り去ったのはマキマさんでした。
まあ、クァンシも公安も人間をたくさん殺しましたしね。
そもそも不死身だし大丈夫。笑
今後の岸部の動向にも要注意ですし、さて、デンジのこれからはどうなるのでしょう。
次回より新章につながるエピローグとなります。つづく。
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