注:本記事にはアフィリエイト広告が含まれます
引用:チェンソーマン単行本
全国マキマファンのみなさん、こんにちは!
前回の第4巻はマキマの恐怖的な要素が盛りだくさんでした。
対して今回はツンデレのデレの部分が多くこの緩急がマキマ最大の魅力かもしれません。
5〜6巻の本編は怒涛の武器人間ズとの戦いであり、後半はデンジが恋に陥ったレゼ戦ということもありマキマの登場回数は少し控えめ。しかし、要所で登場し強烈なインパクトを我々読者に与えるマキマはやはりこの漫画で盤石のヒロインと言わざるをえませんね。
刀マンとレゼ戦との間に挟むインターバルではデンジとの映画デートが描かれており、ここでもマキマの今まで見えなかった一面が見えてさらにゾッコン笑。そしてレゼ戦での締めくくりにも鮮烈な登場の仕方でマキマの底知れぬ怖さを痛感することになりました。
さて、5巻と6巻まとめてのマキマ振り返りになります。考察していきましょう!
チェンソーマンを全巻揃えるなら電子書籍の「Kindle」で!
お仕事・趣味・本性
きちんとお仕事モードのマキマ
国のお偉いさんにいろいろとヒアリングを受けているマキマ。犬の匂いを玄関に置いてあるスプレーで消して、ネクタイをきゅっと締めてお仕事をきちんとこなしているマキマさんに萌えます。笑
マキマのこの無表情に口元だけ少しの笑みを浮かべている姿は全話を通して何度も見受けられます。この時だけはマキマは支配の悪魔としての考えを頭の中でよぎらせているのではないでしょうか。
さて、刀マンと佐渡との戦いで雑魚ゾンビと戦ったパワーは血を飲みすぎて無駄にツノが長くなってしまいました。それをマキマに触られているパワーのこの怯え顔。笑
あ、パワーの考察じゃなかったですね、ビームが現れた時のマキマの発言が超伏線です。
「なんでだろうね?顔が似ているからかな」
マキマはこの時もこれからもデンジの顔などまったく見ていないのでしょう。それとも元々ほとんどの人間に対して、我々が犬の細かな顔つきの違いがあまり分からないように、顔の見分けがつかない状態なのでしょうか。
そしていつもの優しい母なるマキマさん。
浮かない顔をしているデンジを明日の休みにデートに誘います。
映画デート
タツキ先生お決まりの映画フェーズ。マキマの私服姿が可愛すぎて参りました。
デンジが早めに到着しているのは頷けますが、マキマも1時間前に到着しているのはちょっと意味深ですよね。ただ単に映画が楽しみすぎて早く来ちゃった?
1日中映画館をハシゴし映画を見まくる、というのは新鮮で面白いですね。今日の予定を聞かれたマキマが敬語になっているのもかしこまって映画を尊重している姿勢が伝わります。
ひとつひとつの映画を見てその合間に感想を言い合うふたり。
本当のデートみたいで微笑ましくも切ない場面ですね。
感想を真剣に言うマキマ。本当の本当に映画が好きなのでしょう。そして印象的な言葉。
「でもその一本に人生を変えられた事があるんだ」
ホントですか?最強の支配の悪魔が一体どのタイミングで??ここ2部で描かれたら嬉しいなあ。。
一本の映画を見終わり涙を流すマキマ。それに同調するデンジ。このあたりの価値観が合うってのはそもそも気が合うってことだと思うんですが、マキマはそれでもデンジのことをちゃんとは見ていないんですねえ・・・。
デンジの質問を聞いて、背景が黒い中空を見上げて考えているマキマ。こんなの人間です。笑
そしてデンジの胸に耳を当てて心臓の音を確かめるマキマ。
デンジを見上げて、「あったよ」。
恋愛漫画か!いやはや、いつ読み返しても緩急が凄すぎて飽きません。笑
デンジの頭の回想。俺の心の中はマキマさんだけのモンだ。からのアレレ一瞬でレゼがそこに入り込んできました!マキマの登場シーンに間があったのでこうなりましたが、マキマが明るくレゼが暗い描写も意味深に見えます。
少年ジャンプ見開きカラー。
「ポチタは、どっち選ぶ?」
実はふたりの女性は現状デンジを利用することしか考えていませんが。笑
本性に近いマキマ
デンジとレゼの死闘が終わり、レゼが全てを捨ててデンジの元に向かう最中、マキマが悪魔的な登場をします。ベルゼルクでゴッドハンドがネズミの群れから生まれる情景を思い出した読者も少なくないはず。それをマキマが実践しました。
「私も田舎のネズミが好き」とレゼとデンジしか知らないはずの会話に突如乗っかるマキマ。
田舎のネズミのことが好きな理由もフツーの人の感覚ではありません。
マキマの答えは支配の心そのものの考えです。
レゼを仕留めたマキマはなぜか慈悲深い表情でレゼの手を取ります。
レゼが死んでしまい超ショックだった読者の端くれだった私は、そういえばレゼは不死身でしたという設定を忘れてしまうぐらいにここの場面は衝撃的でした。
マキマはデンジを常に支配している描写がここでも明確に描かれていましたね。
まとめ
マキマがデンジに執着し、好意とも取れるほどに接点を取ってくる理由はひとつ、その身に宿るポチタの心臓である真のチェンソーマンです。マキマは首尾一貫チェンソーマンとデンジの契約をぶち壊すことだけを考えている。。。しかし果たして本当にそうなのでしょうか。
マキマは人間に好意を持っている悪魔です。そして思想は間違っているかもしれませんが人間にとっての平和を実現させようともしています。そして大事な時間である映画鑑賞。その大切な時間をデンジと共に過ごしました。これはどのように解釈をするべきでしょうか。
私はマキマを超越した博愛主義者でありエゴイストでもあるその両面を兼ね備えた人格だと考察しています。そう、マキマはデンジのことにさほどの興味は持っていないですがひとりの大好きな人間であることには変わりなく、自身に好意を持っているデンジのことが純粋に好きなのだと思っています。さらに心臓にポチタを宿しているのですからマキマにとって特別な存在であることに間違いはないのではないでしょうか。
さて、マキマの存在感はチェンソーマンという漫画の枠を超えて漫画界の中でも異端の存在だと私は思っています。そんなマキマがこれからの後半で本性を現していくわけですが、私にとってはそのしょうもない一面を持つマキマが愛おしいキャラに思えて仕方がありません。
⇒マキマ考察!支配にふさわしい圧倒的なチカラと裏表ある言動!4巻
⬇︎⬇︎⬇︎ 「30日無料体験」アマゾンKindleなら安心です ⬇︎⬇︎⬇︎
チェンソーマンを全巻揃えるなら電子書籍の「Kindle」で!
コメント