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【マキマ転生】支配の悪魔マキマを振り返り:ナユタ誕生!

漫画アニメ
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引用:チェンソーマン単行本

マキマは世界をよりよくするためにチェンソーマンの能力を欲しつつ、チェンソーマンの絶対的なファンでもあるため負けて食べられることも願っているという正真正銘の痛い人です。笑

なぜチェンソーマンの能力が世界をよりよくするために必要なのかというと、チェンソーマンの能力のひとつに食べた恐怖をこの世から消滅させることができるというチートな効果があるため。マキマはチェンソーマンを支配し、この世から恐怖の存在を消していくことが目的なのです。

それらの中には、「死」・「戦争」・「飢餓」なども含まれます。これらの恐怖がこの世からなくなったら世界は果たして平和になるのか。合衆国大統領から言わせるとそれは「最悪の平和」。確かに、恐怖というのは人にとってマイナスと捉えられても仕方ないかもしれませんが、それがあるからこそ発展や成長があるとも言えます。

マキマは自身が食べられてチェンソーマンの一部になることも光栄だと言っています。ここに、支配の恐怖がこの世からなくなることの意義はおそらく無いのではないでしょうか。マキマはただただチェンソーマンのファンなだけなのです。。

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マキマはデンジを認め、完食された?

タイマン

へその緒から伸びたチェーンに繋がれた多数の人間たち。彼らがマキマの命の残機そのもの。

チェンソーマンとの戦いで序盤は何度も致命傷を負うマキマ。しかし、それらの攻撃はすべて近くにいる人間に変換置換されます。

チェンソーに切られ首をはねられようと腹を切られ臓物が飛び出そうと、マキマは瞬時に復活します。周りの人間にその致命傷を投げつけて。

何度でも瞬時に復活するマキマを前に、とうとうチェンソーマンの心臓がマキマに抜かれます。

心臓がまんまポチタ!このチェンソーマンは本物のはずなのに心臓までポチタ!笑

私達の

真チェンソーマンはマキマに痰を吐きかけます。目の前にいるチェンソーマンをデンジだと思い込んでいるマキマは、チェンソーマンがそんなことをするなど想像すらしていません。

「・・・私達の邪魔をするなら、死んで」

デンジがポチタとの仲を邪魔するなら死ね、とゾンビ達に言った記念すべき第1話のオマージュ。

抜き取った心臓を完全に引きちぎり離すマキマ。ここで戦いに決着がついたと思いました。

意表

タイマン勝負が終わり、ひと段落ついた後のタバコ一服を真似するマキマ。
咳き込む様子が人間的で、これがマキマの魅力なんです。
ポチタの心臓を愛でて至福の時を過ごすマキマに死んだはずのチェンソーの音が。。

そこに突如現れてチェンソーでマキマの胴体を切り裂くデンジ!!

なんと、マキマが戦っていたのは本物のポチタで、デンジはずっと人間の死体に紛れて隠れていたとのこと。それを成し遂げたきっかけは、マキマのことを振り返っていた時に、マキマは目で物事を判断できず、匂いでしか人物を判別ができないということを思いついたため。

初めて焦りの汗をかき、デンジを見つめるマキマ。
ここで支配の悪魔マキマはこの世の幕を閉じます。

転生

さて、マキマを完食したデンジ。完食されるまでマキマは多くの関係ない人間の命を消費したでしょう。しかし、復活することもデンジを殺すこともなく、この世から呆気ないほどに姿を消しました。そんなデンジの前にこれまた唐突に現れた子供の支配の悪魔

噛む力がマキマのそれと同じということは、存在は変わっているが魂は同じ?というようなことなのでしょうか。支配の悪魔が再度デンジの前に現れることになりました。

岸部の言いつけもあり、仕方なく支配の悪魔ナユタを家に連れ帰るデンジ。間違った成長をすると第二のマキマとなり世界の脅威となってしまうためです。

デンジに抱きしめられて幸せそうな支配の悪魔。マキマのキャラは消滅してしまいましたが、支配の悪魔の存在は第2部でも持ち越されることでしょう。そして、ナユタを通してマキマの人格がいつ出てきてもおかしくない、と期待する私がいるのでした。

まとめ

第一部のマキマを1話から振り返ってみました。初めのころと最終のマキマを比べると、怖さの質が大きく変わっていることに気づきます。知らない恐怖と知っている恐怖。支配とはこういうことだ、とタツキ先生の暗喩かもしれませんね。考えすぎですか。笑

最終的にマキマという人格は消滅したことになっていますが、私はナユタを通して第2部で再度出現すると睨んで(望んで)います。チェンソーマンに食べられることを望んでいたマキマは、デンジに食べられることになりました。しかし、マキマはそれを許容した風にも見て取れます。最後の最後で、デンジのことを認めたのではないか、と私には思えるのです。

しかしそうは言ってもデンジはデンジ。まだまだ成長過程な中、とんだピンチが訪れた時にマキマがナユタに変わってこの世に出現し、デンジを助ける。相手は闇の悪魔や死の悪魔といった超越者たち。。この展開、ワクワクしませんか?笑

さて、マキマの考察特集もこれでいったんは幕を閉じることにします。アニメティザーPVもめちゃくちゃカッコよく、第二部はまだベールに包まれたままですがタツキ先生の大ファンである私は、マキマのようにどのように転んでも幸せになれるよう心構えをしておく所存なのです。

 

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