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引用:チェンソーマン単行本
謎に満ちていたマキマの本性と目的が徐々に明らかになってきました。
デンジに対して特別優しく接していた理由は、幸せにしてから一気に不幸のどん底に陥れることによりポチタとの契約を破棄させるため、という正にサイコパスなものでした。犬と戯れて「にゅあ〜」からのこのギャップはたまらないものがありますが、それでこそマキマなのです。
「私がパワーちゃん殺すから」に背筋が凍りついた読者は少なくなかったのではないでしょうか。まさかのメインキャラをアキに続き次々と死なせていくチェンソーマンという漫画。それだけでもデンジの精神的ショックは計り知れないところなのに、そこからさらに過去のトラウマいじり。流石のデンジももうノックダウン寸前、その後ソファに横たわる姿がめちゃくちゃリアルです。
さて、10巻の前半ではデンジへの行動の目的が分かりました。後半ではマキマはそれで一体なにがしたいのか、がハッキリと表されています。振り返りに入りましょう。
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マキマはチェンソーマンの追っかけ
対マキマ対策部隊
キュッとネクタイを締めてコロコロで犬の毛をとるマキマさん。人間としか思えない仕草。笑
無気力なデンジの手を引っ張り、チェンソーマン復活の時を告げたところに襲撃が。
「対マキマ対策部隊準備」と岸部隊長参上です!岸部の命がひたすら不安で、顔を連射されているマキマさんにはなんの心配の念も出てきません。笑
そして地獄へとマキマを落とそうとする公安の行動にマキマのいつもの唯一甘えた感じで、
「助けてチェンソーマン」。
私は彼のファンです
顔を連射されたあとも次々と銃弾を受けていたマキマがなんの変哲もなく復活した状態で岸部に話しかけています。「私を撃っても無駄ですよ」。ホントそのとおりです。
マキマに何者なのかを聞く岸部。その答えは想像を超えていました。
「私は彼のファンです」。「ファン?」と真顔で聞く岸部がどうしてもツボです。笑
マキマの能力のひとつである「物事を掌握する力」とはどのレベルまでのことなのでしょう。
人々が忘れ去っていることをマキマだけは覚えているところを見ると、生まれ持っての神がかった力で悪魔の中でもこれまでずっと孤独だったのでしょうね。
より良い世界
マキマの真の目的はより良い世界を作ること。そのためにチェンソーマンの力を欲しています。
そして、チェンソーマンに食べられることすら望んでいるので最早どう転ぼうともマキマの思うままとなってしまいます。岸部はもうどうすればいいのか分からなくなっているはず。
地獄から戻ってきたチェンソーマンに一瞬で4分割に斬られてしまうマキマ。
そして次のシーンではやっぱり元に戻っていて、武器の悪魔たちを従えてチェンソーマンとの最終決戦へと突入することになりました。
ばーん
チェンソーマンに語りかけるマキマ。「作戦開始」と言うマキマですがもう公安の超エリートではなく、ひとりの追っかけにしか見えなくなってきました。
次々と武器人間たちを倒していく圧倒的な力のチェンソーマンに
「うん、勝てる気がしない」と相かわらず達観しているマキマ。
「ばん。ばん。ばーん」がまた、いたずらっぽい感じで良いですね〜。
地球圏外までチェンソーマンを吹っ飛ばしたマキマですが、その後すぐに戻ってきたチェンソーマンに捕まり、嬉しそうな顔で何度でも殺されるマキマさんでした。笑
まとめ
マキマの目的は世界をより良くすること。そのためには世界から恐怖を根こそぎなくしていこうという思想です。恐怖を無くすためにはチェンソーマンの能力が必要であり、そのためにチェンソーマンを付け狙っているということですね。
しかし難解なのは戦いに負けて自らが食べられることですら望んでいるということ。それで支配の恐怖がこの世からなくなるわけですが、まあそれだけでも世界が今より良くはなる、という考えなのでしょうか。もしくはファンであるチェンソーマンの一部になることだけで十分幸せということ?
まだまだ謎が残りますが面白いから大丈夫です笑。そもそも真相とか謎解きに私はそこまで興味がありません(今更)。今か今かとチェンソーマン2部の開始を待つばかりで、早く次の物語が見たくて仕方がなく、それまでは1部を咀嚼し続けようと思います。
次回はとうとう最終巻のマキマを考察します。
>>>>『マキマ特集!優しさとサイコの両面を持つ悪魔マキマ第10巻前半』
>>>>『マキマ欲望全開!チェンソーマンは私のもの!11巻前半感想考察』
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