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引用:チェンソーマン単行本
形勢逆転!薄まる恐怖!あーあ・・・!!チェンソーマン最高!
武器人間たちの猛攻が始まりましたが1対7の状況にもかかわらずチェンソーマンの圧倒的優勢で戦いは進んでいます。
攻撃が効かないしちょっとした傷は一瞬で治ってしまうしこんなのどうするの?って感じですね。
マキマの連続「ぱん」により宇宙空間に放り出された時はこれは一矢報いたか、と思いましたがなんと!
自身の心臓を取り出して地球にぶん投げてそこから全身が一瞬で復活する始末。
無敵の強さチェンソーマン!笑
ラストシーンはこの漫画の見所でもある見開き大ゴマでマキマと3人の武器人間をぶった斬りました。
これにて完結!とはならないのがこの漫画。
今回、意外な展開で形勢が逆転します。振り返りに入りましょう。
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【第89話】がんばれチェンソーマン
食べてくれない
まだ踊っていたコベニ笑。「パーフェクト・・・!」すごいよコベニ。
ふと背後を見ると体育座りでおとなしくしているチェンソーマン。笑
相変わらず何度死んでも平気な顔でそこにいるマキマがチェンソーマンに問いかけます。
今まで26回も殺されてるんですね。
マキマを食べない理由はなんなのでしょうか。
マキマを見上げて話を聞いている姿がとってもキュートですね。笑
薄まる恐怖
多くの死体と繋がったマキマが「これで決着です」と言います。
コベニちゃんと呼んでいるマキマ。
そういえば劇中コベニを初めて名前を呼んでいますね。
「貴女のチェンソーマンへの恐怖が薄くなってきているでしょう?」
今までの攻撃の蓄積か、チェンソーマンの体中から血が噴き出します。
マキマの爆弾発言。
「忠実で扱いやすく、賢く愚かで見ているだけで面白い」
「そして私の事が大好き」
これはまさしく人が犬に向けている情念と同じですね。
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人気のヒーロー
全国のニュースでチェンソーマンがヒーローとして取り扱われるようになりました。
アナウンサーの方に腕をかけているメガネの太ったおじさんは一体何者だ!?
全国でチェンソーマンフィーバーが起きています。
恐怖がどんどん無くなっていきます。
「世界中どこにいてもチェンソーマンコールが聞こえてきます!」
悪魔の強さは恐怖の強さで決まります。
マキマはチェンソーマンの弱体化に成功しました。
ここで天使の力「千年使用」。
これは人間の寿命を使って武器化するものですね。
あーあ
コベニを狙う極悪非道のマキマさん。
よくある悪者のやつです。
異空間と謎の十字架の人が出てきて凄まじい攻撃力を演出した描写ですね。
その攻撃を受けてコベニの身代わりになるヒーローチェンソーマン。
先ほどは人を殺しまくっていた彼ですが、コベニを守る心理はなんなのでしょうね。
「さすがヒーロー」とマキマ。
倒れるチェンソーマン。
この表情の変化。「あーあ・・・」と女子高生並みの情緒を見せたマキマ。
形勢が一気に逆転しマキマが優勢な状況となりました。
まとめ
前回までの圧倒的な形勢が一気に逆転しました。
要因は世界中の人気者となってしまったチェンソーマンの恐怖が薄れたことです。
あらゆることを支配し見識できる支配の力があってのこのタイミングなのでしょう。
しかし、ここにきていくつかの謎があります。
なぜチェンソーマンはコベニを襲わないのか。なぜマキマを食べないのか。
なぜコベニを庇ったのか。他考察でもいくつかの考えが出ていますね。
最後のマキマの「あーあ・・・」の心境は少し分かる気がします。
憧れの存在だったものがついに手に入ってしまう。
思うまま支配することができる。
ファンのドキドキが無くなり手に入れてしまった喪失感を一言で描写できていると思います。
さて、ピンチに立たされた主人公チェンソーマン。
次回以降ムネアツな展開となります。
主人公のピンチからの復活はいつでも燃えますよね〜。続きます。
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血の悪魔パワー復活!仰せのままにいいいい!!チェンソーマン最高!
世界中で人気のヒーローとなってしまったチェンソーマン。
それにより恐怖の力が薄れ、弱体化することでこれまでの攻撃が一気に噴き出してしまいます。
レゼ戦のあとにTVに露出されることになった時、マキマはレゼに対して「仕事を果たした」とつぶやいていましたが、その時の伏線が回収されましたね。
思い返せば刀マンを率いた佐渡も裏でマキマが手を引いていたのは明らかです。
マキマの望みはチェンソーマンの力を使って世界を平和にするか自身が食べられること。
マキマの本心はファンのまま食べられたかったのではないでしょうか。
全話ラストシーンの「あーあ・・・」にこの物語全体を象徴するなにかが伺えます。
さて、急遽圧倒的な劣勢となったチェンソーマン。もう以前ほどの強力な力はありません。
今回やはり頼りになるのは家族の愛、というところでしょうか。
パワー再登場で胸が熱くなる展開です。振り返りましょう。
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【第90話】超パワー
ワシのバディ
暗闇の中で横たわっているパワー。
パワーが再登場の安心感がすごいです。笑
パワーは初対面のポチタを見てすぐにデンジの友達と気づきます。
そんなパワーににっこりと微笑むポチタ。
「パワーちゃんお願い。デンジを助けてほしいんだ」
「今のパワーちゃんの正体はね、この間デンジに飲ませた血なんだ」
ここはデンジの体内なのですね。
心臓と血の対話を描写しているのでしょう。
ポチタの願いを聞いて悪魔として復活することを了承したパワー。
「あたりまえじゃ!デンジはワシのバディじゃからな!」
むちゃくちゃイイやつ、パワー最高!
サウザンドテラブラッドレイン
チェンソーマンに近づくマキマ。
「ん?」
チェンソーマンの体が持ち上がります。
口から吐血。そこから蘇った血の悪魔パワー。
「がははははははははは!!」といつもどおりのパワーの言葉とパワーらしさが損なわれていない洗練されたフォルム。
敵の体内にある血をも操作しナイフにして内側から突き刺す攻撃。
これはパワー自身が言う通り確かにめちゃくちゃ強い悪魔の力ですね。血って怖いですもん。
マキマも「100年使用」で応戦しますが、血の嵐の剣で序盤は血の悪魔優勢です。
マキマに怯えまくっていたパワーが思いっきり真っ向から戦っています。
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血の悪魔VS支配の悪魔
「マキマは雑魚!!マキマは雑魚!!」
といつものパワーらしく調子に乗っていますが、マキマがゾンビの悪魔を召喚。
何度殺されても向かってくるゾンビの群れ。
そこにマキマのぱんで吹っ飛ぶパワーの腕。
「これはワシのじゃあああ!!」とデンジを抱え逃げようとしますが、
マキマの攻撃でどんどん体が崩れていきます。
仰せのままに
やっぱりマキマに勝てないパワー。泣いている顔がかわいいです。笑
「そうすれば殺さないでまた飼ってあげる」というマキマの言葉に
「仰せのままにぃー!!」爆笑しました笑
このマキマの顔。無表情がこんなに面白い。
シリアスとギャグの緩急が流石です。
寝返ったパワー。
「いい子だね」とマキマ。
パワーがいつものパワーすぎて、安心しました。笑
まとめ
パワーが血の悪魔となって現世に復活しました。
あの時マキマに一瞬で倒されたパワーですが、デンジの血となり生き続けていたのですね。
倒された仲間、パワーに関してはデンジにとって妹のような存在が助けに来てくれる展開は王道ですが胸にグッときます。
デンジを中心に友達同志のポチタともすぐに打ち解けていて微笑ましいです。
マキマの表情が少しずつ変わってきましたね。
ずっと微笑を浮かべており何を考えているのか分かりづらかったマキマですが、最近は爆笑したり不機嫌になったり無表情になったりと感情が表に出てきて嬉しい限りです。笑
血の悪魔になっても相変わらずのお調子者で嘘つきの愛嬌全開パワーですが、次回は切なくて悲しいお別れの回になります。乞うご期待!
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パワーとの契約!デンジゴミ溜めからの再復活!!チェンソーマン最高!
デンジの体内の仮想世界にてあの時のパワーが再登場しました。
ポチタと和気藹々と話し、デンジのために復活し戦うことを示したパワー。
デンジを助けることを当たり前と言うパワーに胸がなでおろされますね。
血の悪魔は元々、悪魔たちに恐れられる存在と自ら言っていたパワーですが確かにその攻撃力は相当なものでした。
自身の血のみではなく他者の血も自在に操れるのですから。
脚がスラッと長くトレードマークの瞳の十字架も残っており外見にもパワーらしさが垣間見えます。
しかし、マキマの能力とあらゆる悪魔の能力を召喚できるマキマの力を目の前にまさかのこの言葉。
「仰せのままにいいいいい」が出ちゃいました。笑
パワーらしさの全開ぶりにマキマはおろかポチタまでもが呆れ顔でウケます。笑
「ワシの手柄じゃ・・!」と本気で嬉しそうな血の悪魔をくくりに前回は終わりましたが、
今回は本作史上最高の感動傑作となります。振り返っていきましょう。
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【第91話】パワー・パワー・パワー
なんで!
「パワーちゃん、地面にチェンソーマンを置きなさい」と言われ、葛藤するパワー。
パワーの頭の中をデンジとの思い出がよぎります。
反射的にマキマを攻撃するパワー。
そしてデンジを抱えてその場から逃げます!
絶対に勝てないと分かっている相手に初めて背いた、元は残忍な血の悪魔であるパワー。
敵の攻撃を受けながら、思いを巡らせます。
上空から無数のゾンビが襲いかかってきます。
命は平等に軽い
「命は平等に軽い」
「ワシの命もじゃ」
「だから誰が死んでもワシが死んでも悲しむ事はない」
「でも・・・でも・・・!」
「デンジは・・・ダメじゃああ・・・」
下半身が食いちぎられ上半身のみになったパワー。
後ろ姿が魔人の時のパワーの姿のようでいっそう心が痛みます。。
「デンジは・・デンジは・・初めてできた・・・友・・達・・・」
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パワーとの契約
久しぶりに登場した人間デンジ。目が覚めるのを待っていたパワー。
目を覚ましたデンジを見て喜ぶパワー。そのまま抱きつき、嬉しそうなデンジ。
「・・・助けにきてやったぞ?」
「俺・・俺ぁもういいんだパワー」
デンジをジッと見つめるパワー。
「借金地獄ん時のオレからしたらさ、ホント夢見たいな生活ができたんだ」
「パワーもいないだろ?」に対してアホを連発するパワー。
「そんな・・・!イジけるぐらいワシが恋しいか!?」の問いに、
「恋しいよ・・」
「アホじゃなウヌは・・・」
デンジは本当にパワーのことが好きで愛おしく思えるようになっていたのです。
今までの人生で得たことのない、本当の家族として。
パワーがそんなデンジを見て慰めの意味も含めての契約を持ちかけます。
パワーの心境もまたデンジと同じなのです。
デンジを兄のように慕い、初めての友達になれた存在をもう平等の命とは思えないのです。
「ワシの血をやる。かわりに・・・」
「ワシを見つけに来てくれ」
ピース
ダストボックスから這い出したデンジ。
いつもの笑顔のパワーを思い出し、もうこの世から本当に居なくなったことを悲しみます。
「デンジ。質問する。お前はデンジか?それともチェンソーのバケモノか?」
デンジにとっての最後の助け舟、岸部師匠が隣にいました。
デンジと同じくパワーも岸部にとっては愛弟子です。
デンジをなにがなんでもこの場から逃がそうとする強い決意が感じられます。
岸部の質問に涙を浮かべてピースサインを出すデンジ。
アキの時と同じく、デンジが二度目の涙を流しました。
まとめ
パワー、、、最高のキャラでした。元々は人間の敵であり、駆除対象となっていた悪魔ですがここまでデンジと心を通い合わすことになるとは。
重度の嘘つきだし自己中心的で人の不幸を心から笑うようなやつでしたが、自らの命を賭して友達を救う姿は人間を超えた情念と言えるのではないでしょうか。
ダストボックスの中でデンジが目覚めるのをジッと待ち、目覚めた時の嬉しそうな顔からの抱擁は漫画史上類を見ないヒロインぶりだと思います。
この時のデンジの幸せそうな顔も本当に涙を誘いますね。
ゴミ溜めから復活する姿はポチタとの別れの時のオマージュです。
いつもゴミ溜めから復活するデンジ。
しかし、パワーとの契約を果たすためにもまだまだ未来を見て前進していかなければなりません。
次回、いったん戦闘から離れデンジの心の内が描かれます。続きます。
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それが普通でしょ。世界のヒーローの悩み!!チェンソーマン最高!
マキマのマンションでパワーを殺されてからずっと心ここに在らずだったデンジ。
岸部班によるマキマ討伐作戦により、真のチェンソーマンへと覚醒することになりました。
そこからの真チェンソーマン改めポチタの強さはまさに奇想天外で規格外。
一度はマキマを追い詰めたポチタですが、マキマの謀略により力を急速に失うことに。
チェンソーマンが世界中で崇められ、人気のヒーローとなってしまったのです。
強力な力を失ったポチタはマキマの寿命千年分の剣に狙われたコベニを庇い倒されます。
デンジの内にあるポチタが同じくデンジの中にいる血の悪魔パワーに問いかけます。
デンジを助けて。
当たり前じゃ!
パワーは悪魔として復活しデンジを助け出そうとしますが、マキマとゾンビたちの手でぐちゃぐちゃにされる展開に。
第1話でポチタにより命を救われたデンジ。
その場所はダストボックスの中でした。
奇しくもパワーがデンジを連れて逃げ込んだ場所もダストボックス。
そこでこの世での別れと再会するための誓いの契約を立てたふたり。
岸部の助けでいったん戦いの場を離れたデンジ。92話、振り返りに入ります。
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【第92話】バニラスカイ
よかった・・
岸部の手でマキマの耳に届かない場所に逃げ込んだデンジとコベニ。
岸部に質問を繰り返すコベニ。家族とはもう会えないのかという質問に、
「多分そうだな」と岸部。
「よかった・・・」というコベニの反応に
「あ?」とデンジ。
コベニは家族と離れることができてよかったとデンジに言います。
デンジは何も言わずうつむき、コベニとの静かな時間が流れます。
犬みたいに
突如ガタガタと震えだすコベニ。死ぬのが怖いと不死のデンジに言い、
「デンジ君は・・生き返れるからいいよね・・・」
デンジは今の心境をコベニに語ります。
「俺ん心はなあ、糞詰まったトイレん底に落ちてる感じなんだぜ」
「今思えば俺はな〜んにも自分で決めてこなかったな・・」
「誰かの言われるがまま何も考えねえで使われてさ・・」
パンを食べて笑みがこぼれますがそれも束の間、
「犬みてえに誰かの言いなりになって暮らしていくんだろうな」
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普通
そのデンジの語りかけに対して、コベニは
「それが普通でしょ」
「え?」
「ヤな事がない人生なんて・・夢の中だけでしょ・・・」
うずくまるコベニを見てハッとするデンジ。
デンジは気づいていなかった自分に気付きだします。
普通になりたいと思い込んでいたデンジ。
人気のヒーロー
「デンジ君は普通になりたいの?」
目の前のTVで放映されるチェンソーマン。特集番組のようです。
自身の事がTVで囃され、チェンソーマンコールを目の当たりにするデンジ。
「チェンソーマン!!チェンソーマン!!チェンソーマン!!チェンソーマン!!」
自身が世界中で支持されている姿が映っているTVを、呆然と見つめるデンジ。
まとめ
ラストバトルの最中、エピローグを挟みます。
ここで今までになかったデンジとコベニのふたりきりの絡みです。
マキマとパワーに次ぐ第三のヒロインと名高きコベニですが、実際この子も親との軋轢や異常なほどの貧乏な過去を見ると普通の女性ではない模様ですね。
複雑な人生を歩んできたのでしょう。
「それが普通でしょ?」という名言を残しました。
デンジは本当にどん底中のどん底な人生を歩んできました。
親の借金を背負わされ信じられるものなど何もなく、ポチタと一緒にいる事のみが幸せでした。
その時のデンジにとっては食パンにジャムを塗ることが夢だったのです。
それが今や、食パンにバターどころかうなぎを好きに食べたりゲームをしたり、自由を手に入れたからこそ大切な人たちを失うことでトイレのどん底にいる心境になっている、そのことに気づいたデンジ。
コベニの言う普通という言葉に大きく揺さぶられます。
次回、デンジの欲望が爆発。本当にしたいことはなんなのか。
ラストバトルが佳境を迎えます。次回に続きます!
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まだマキマさんの事が好きだ!でも殺すしかない!!チェンソーマン最高!
「それが普通でしょ?」とコベニに言われて自身のなにかに気づいたデンジ。
デンジとコベニがここまで普通に会話をしているのが永遠の悪魔の時を思い起こすと妙に感慨深いものがあります。
オドオドしていないコベニもなんだか新鮮です。
改めての普通になりたいの?という問いに反応できないデンジ。
ふとTVを見ると人気のヒーローとして祭り上げられているチェンソーマンが。
それを見てデンジはなにを思っているのでしょうか。
前回のタイトルである「バニラスカイ」。
タツキ先生の大好きな映画の一つなのでしょうか。
この映画のキャッチコピーは「あなたが想うあなた自身は幻に過ぎない…」
客観的に見た自分自身であるチェーンソーマンは、デンジにとってまさしく憧れの正義のヒーローだったのではないでしょうか。
さて、振り返りに入りましょう。
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【第93話】君と糞映画
チェンソーマンになりたい
自分が映っているTVに釘付けになるデンジ。
泣くほどに嬉しい、「スゲえモテてるぅ〜・・・!」。
コベニの冷ややかな目線と岸部の冷静な「うるさい」が面白いです。笑
自身の欲望をぶちまけるデンジ。
そう、それが人間ってもんですよね。
「だから俺・・!チェンソーマンになりたい・・!」
本当にやりたいこと、ずっと考え続けてきた「夢」。
今までは深く考えてなかったチェンソーマンの在り方が変わったことで、デンジの夢が定まった瞬間です。
マキマを殺す方法
「次にチェンソーマンになる時はマキマに殺される時だ」
寝れないデンジはずっとTVを見つめっぱなしで不得意なはずの考え事をしています。
なりたいけどなったら殺される。殺される前に殺す。どうやったら殺せるのか。
えらく物騒なことを真剣に考えています。笑
思い出すマキマが鼻を押さえていますね。私は鼻が効くんだ、のシーンです。
その次のコマはデンジとビームの顔が似ている、のくだり。超ニアピンです。
糞ついた脳みそがもっとぐちゃぐちゃにって表現が秀逸です。笑
たくさんのマキマの表情が思い出されます。
「あんな目にあっておいて、まだマキマさんの事が好きだ」
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糞映画
場が変わり、ここはデビルハンター協会の墓地でしょうか。最終決戦の場です。
7人の武器人間とゾンビ達を大勢引き連れてチェンソーマンにトドメを差しにきたマキマ。
チェンソーマンとマキマの会話が始まりました。
チェンソーマンが喋リ出すまでデンジだと気付かなかったマキマ。
この質問もとっても素晴らしい。センスの光るセリフです。
明らかに不機嫌オーラが出まくっているマキマさん。
「どうしてデンジ君に戻っているのかな・・」
敵対
この言葉の駆け引き。初めてチェンソーマンがマキマに殺意を向けた瞬間です。
「はあ・・」とため息をつくマキマ。
憧れのチェンソーマンは常に自分の理想でなくてはなりません。
デンジに対して明らかな敵意を向けて「不愉快です」と表情とは釣り合っていないですが相当お怒りな様子のマキマさん。
墓地のカラス達が飛び去ります。チェンソーが動き出し、武器人間達も変身しました。
最後の戦いが始まります。
まとめ
いや〜今回もとても秀逸な回だったと自分は思っています。
デンジにとっての夢、本当にやりたかったことが明確になったこと。
それは、ただチェンソーマンになることではなくどんなチェンソーマンか、ということだと思います。
チェンソーマンになりたい・・!と泣きながら言うデンジはもう立派なヒーローですよね。
その前にたくさん述べている低俗っぽい欲望も人の本質を描写していて心地よいです。笑
マキマのことを考えて、やっぱりまだ好きなままでいるデンジもとても良いです。
ラスボスを目前に、殺す方法を考えている最中、やはりデンジにとってマキマという存在は
とても大きなものなのです。
単純に大好きになっちゃったのがピュアで良い。
そして、最後の戦いの目前、デンジとマキマの会話が素晴らしい。
意表を突かれたマキマの不機嫌な様子も珍しくて良いし、デンジが、というかポチタがやっぱ殺すしかねーか、と普通に喋っているのも後から見返すと超イイです。
良いイイばっか書いてしまいました笑。本当に感慨深いですが、とうとうデンジとマキマの最後の戦いが始まります。次回に続きます。
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武器人間ズ再戦!マキマとの最終バトル!!チェンソーマン最高!
自身の心の内と向き合い、チェンソーマンになることを決めたデンジ。
一方マキマの目的はチェンソーマンを支配するのか、されるかの瀬戸際。
もう両者の戦いは避けられません。デンジは大好きなマキマを倒すために戦いの場へ赴きます。
人気のヒーローとなってしまったことで悪魔としての力が弱くなってしまったチェンソーマンですが、マキマは武器人間達とゾンビを引き連れて戦いに勝利することに余念がありません。
デンジを支配する気満々の心境、といったところでしょうか。
しかし、目の前にいたのは人語を操るデンジが変身した?チェンソーマン。
久しぶりの二人の会話です。パワーが倒されたマンションぶりでしょうか。
すでに優しかったマキマは微塵もありません。
デンジに対して不快な感情を露わにします。
デンジも完全に臨戦態勢。真っ向勝負が始まります。振り返りましょう!
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【第94話】チェンソーマン対武器人間ズ
再戦再開
対峙する両者。下のコマの左後ろは、、、おそらく彼ですね。
マキマはゾンビの悪魔の能力を使い、さらに戦力を増やします。
デンジは地面にチェーンを突き刺し岩を投げつけます。
この攻撃に「ふうん」とマキマ。
まだこんなチカラがあったのかと思ってるようですね。
1VS100
派手な戦闘描写が続きます。
武器人間達との戦いがスピーディーに描かれます。
攻撃を食らいながらも次々と敵を倒していくデンジ。
マキマ側も総力戦。
一気にもみくちゃにする作戦です。
「前より相当弱くなってるねえ・・」
「もう彼を恐れる必要はない」
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不死身のチェンソー
ゾンビごと火炎放射器で攻撃をしようとします。この攻撃もかなり強力ですよね。
しかしやはり不死身のヒーローは伊達ではありません。
チェンソーマンの真の強さはこの回復力、持続力が肝かもしれません。
火炎放射器を見事に捉え、敵をやっつけるチェンソーマン。
続いて弓矢のクァンシも攻撃を受けながらのカウンター。
ナグりあおう
流石にその場に倒れこむチェンソーマン。近づくマキマ。
相変わらず何を考えているのか分からない表情のマキマ。可愛いですね。笑
「ぱん」と自らの手のひらを攻撃するマキマ。
そしてそれをチェンソーマンに飲ませ復活させます。
「デンジ君起きて。一緒にナグりあおう」
まとめ
とうとうマキマとの1対1の戦いが始まります。
しかもナグり合い。笑
思えばマキマは遠隔から敵をやっつけたり、パンと指先を向けただけで大ダメージを与えたりと、規格外な攻撃力が目立っていましたが、フィジカルについてはこれまで露出がなかったですね。
ちなみに今戦っているチェンソーマンは実はデンジではなくポチタだということは皆さんは周知の通りだと思います。
一コマ目に出ている後ろ姿の彼がデンジですね。
ポチタ喋ることできたんか〜い!というツッコミもさることながら、本当にチカラが弱まっていることがよく分かります。
恐怖の力は偉大です。
さもデンジかのようにマキマと会話をするポチタ。
これはデンジと作戦会議のようなことを体内で行った結果なのでしょうか。
分離することができるなら、前ほど可愛くはないですがデンジとの会話も可能??
さて、第2部が始まるのを今か今かと待っている私ですが
まだまだ伏線や謎は散りばめられています。
次回、マキマの肉弾戦の強さを見ることができます。強すぎでしょ。
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マキマとのタイマン!不死者VS超絶再生者との戦い!!チェンソーマン最高!
デンジとマキマの物語も完結を迎えようとしています。
7人の武器人間を打ち負かしたデンジ。
最後にクァンシを倒しデンジもその場に崩れます。
ここでマキマは自身の手のひらに穴を開けて血をデンジに飲ませました。
そして一緒に殴りあおう、と。
マキマの心情はいったいどのようなものだったのでしょうか。
いくら弱体化したとはいえ相手はチェンソーマンなのでマキマは万全の準備で臨みました。
7人の戦士とゾンビを引き連れ、その場で墓の下に眠る死体までもゾンビの力で蘇らせ、なにがなんでもチェンソーマンの恐怖を消滅させる能力を奪いにきたように見えます。
しかし、そこにいたのはデンジでした。
初めの地面を投げつける攻撃を見て「ふうん」と言ったマキマ。
これはある種の感心に似た感情があったのではないか。
成長したデンジを見て嬉しい気持ちがあったのではないか、と私は推測しています。
そんなデンジすらも完全に支配しようとしているかのように、タイマン勝負が始まります。
第一部も残り3話となりました。振り返りに入りましょう。
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【第95話】チェンソーマンVS支配の悪魔
おはよう
マキマの背後に無数の鎖で繋がれた人間達が描写されます。
デンジのチェーンを引き、「おはよう」と。開戦の挨拶です。
生き返ると同時にマキマの首をはねるデンジ。そのダメージは即刻犠牲者に移ります。
再生というより元に戻るような描写ですね。一瞬で首がつながるマキマ。
デンジは2撃目でマキマの胸を切り裂きます。
その傷も一瞬で戻り、攻撃を受けつつデンジを攻撃するマキマ。
デンジの3撃目、再度マキマの首をはねます。
殺し続けあい
首が飛んだ状態でもデンジの顔を蹴るマキマ。
蹴られ返される間も超回復。回復、というより巻き戻し?
すごい攻防です。
お互いが超越者であり不死者なので、すべての攻撃が致命的なダメージなのがより一層戦いの迫力を増していますね。
マキマが真っ二つに。
しかしこの攻撃も次のコマでは超スピードで元に戻ります。
その後のマキマの正拳突きがデンジの腹を貫通します。
このあたりから戦いに差がついてきました。徐々にボコられていくデンジ。
マキマにはダメージがまったく蓄積されていない模様。
これは最強ですね。
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ポチタ心臓
殴り合いの末、マキマはとうとうデンジの心臓をつかみ出します。
あえての殴り合いで力の差を見せつけたマキマ。
デンジはマキマに支配されてるわけではありません。
単純にマキマのことが好きなだけ。
その気持ちを超える支配はないのでしょう。
でもマキマはデンジを思うように支配できないのですね。
マキマに対して痰をはきかけるデンジ。
邪魔をするなら死んで
マキマがチェンソーマンに対しての理想像をデンジに語ります。
「キミは何もわかってないのに・・チェンソーマンに選ばれた・・・・」
理想像を押し付けられる側としては、ちょっとウザいでしょうね。笑
「・・・私達の邪魔をするなら、死んで」
これは第1話のデンジのセリフのセルフオマージュです。
チェンソーマンからとうとう心臓を取り出したマキマ。
崩れ落ちるチェンソーマン。
まとめ
映画を観に行った時の私服で可愛い姿のマキマさんが懐かしいです。。
迫力満点のタイマンでしたがやはりマキマの圧勝でした。
ファイアパンチを彷彿させる超回復。
生える(再生)のではなく戻る描写なのが新しいですね。
この再生の能力は人間との契約によるものですが、ここまで悪魔の力を強力にするとは、、、人間と悪魔の相関関係にも興味が出てきます。
命がやはり一番重いということでしょうが、その命を多く得られた悪魔が力を増すことになる。
マキマは1億6千万の命を得ているのです。
お互いの結びつきが力や能力にも関係してくる。
よくよく考えると面白い設定ですよね。
さて、弱体化したチェンソーマンはやはり支配の悪魔の力を前に勝つことはできませんでした。
このままだとマキマに能力を奪われて最悪な平和が世に訪れてしまいます。
支配の力には打ち勝つ方法はあるのか。
残すところあと2話となりました。次回に続きます。
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マキマを倒す方法!最終決戦決着!!チェンソーマン最高!
マキマに心臓を引きちぎられたチェンソーマン。
心臓の形がポチタなのがかわいい、なんて言ってられる状況ではないですね。笑
この時にはまだデンジの秘策など想像もつかない段階だったので、一体この先の展開がどうなるのか予測がつかなかったように思います。
しかし目の前にいるのが本物のチェンソーマンだと気付かないマキマも不憫です。
26回も過去に殺されていて望みである食べられることすら叶わず、大ファンである当人に、痰を吐きかけられるマキマ。
ポチタもなかなかやりますね。笑
さて、この展開はまったくもって想像ができませんでした。そして、怒涛の最終話までのテンポとスピード感。
最後の最後までチェンソーマンらしさを貫いてくれました。
それでは感動のフィナーレ直前の96話、振り返っていきましょう!
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【第96話】こんな味
ヴヴン
戦いが終わり死体のポケットから取り出したタバコに火をつけるマキマ。
独りで咳き込んでいる姿がいろんな意味でマキマらしくて少し物悲しくなります。
チェンソーマンの心臓、本体であるポチタに語りかけます。
「これからはずっと一緒です」
「一緒にたくさん食べて寝て、幸せな生活をしましょう」
その背景で立ち上がる一人の男。
鳴るはずのないチェンソーの「ヴヴン」という音に驚いて振り返るマキマ。
なんと生身のデンジがチェンソーを持ってマキマに斬りつけます。
何が起こったのかすぐには理解できないマキマ。
わりいなマキマさん
「ポチタは返してもらうぜ」
自身の胸にポチタの心臓をしまいこむデンジ。もう立派に人間じゃないですね。笑
「どうっ・・やっ・・・」
ここまでマキマさんが驚く姿は完全に初めてのこと。
なんとデンジだと思っていたチェンソーマンがポチタだったとは・・・!
瞬時に元どおりに再生するはずのマキマがずっと血を流し続けています。
それはパワーの血で作ったチェンソーの血がマキマの体内に入り込み暴れているから。
「こんな事で・・・」とマキマは呟きますが、
「こんなんでマキマさんが殺せるなんて思ってませんよ」とデンジ。
岸部が到着し、マキマに対して
「わりいなマキマさん」。
マキマは初めての汗だくの姿でデンジを見つめます。
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心情と行動
時が過ぎ、場が変わり、疲れ果てた様子のデンジと岸部。
「これからだぞ。これから全てお前がやるんだ」
「こう話している間にも罪のない人々が犠牲になっている」
「言っておくがお前が今からやる方法でマキマを殺せると俺は思えない」
「発案者は俺だぜ?覚悟はもうキメてますぜ」
「一番デビルハンターに向いている」と言う岸部に
「なんだそりゃ」とデンジ。
「腹減った・・・」
と冷蔵庫から食材を取り出すデンジ。
こなれた様子で(いつの間に?)料理を作り出します。
「俺・・あんな目にあっといて・・まだ心底マキマさんが好きなんだ」
マキマの味
「俺も一緒に背負うよ。マキマさんの罪」
「でもどうやってだって?」
「俺とマキマさんで爆弾抱えて心中すっか?」
「でも聞いた話じゃマキマさんにゃあ攻撃は通じねぇ」
「マキマさんと俺・・・一つになりゃあいいんだ・・・」
おいおいそれって・・・・・な独り言。いや、語りかけているのですね。。
自身で作った料理を食べながら、、、まさかの展開ですが・・・・
「マキマさんってこんな味かぁ・・・」
まとめ
なななななんとこれは驚愕の展開でした。神回と言いたい。笑
マキマが戦っていたのがデンジではなくポチタだったというのも素晴らしい作戦ですが、最後のワンシーンは全読者が度肝を抜かれたのではないでしょうか。
マキマをチェンソーで切ろうとしている時にチェンソーに写っているマキマの描写は、記念すべきジャンプ連載第1話時の表紙オマージュです。
ラストフィナーレ目前になっての伏線回収。
パワーの血で作った(どうやって笑)というチェンソーにはパワーのトレードマークであるツノがちゃんと生えています。
デンジとパワーとポチタの共闘で勝ったということですね。
口から血を流し、汗だくになっているマキマも印象的です。
その後、デンジの家で岸辺とふたりで行っていたことは、、、解体作業。
一見して猟奇的な内容ではありますがすべての伏線がつながっており天才的な展開でした。
次回、第一部最終話。
寂しいです。
早く第二部が見たくてたまりません。
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たくさん抱きしめてあげて!感動をありがとう!!チェンソーマン最高!
前回なんとマキマを解体して食材にしてしまったデンジと岸部。
アイデアはもちろんデンジです。物理攻撃では殺すことができないマキマ。
おそらく岸部の犠牲者が出続けるという言葉から、マキマは現在死に続けている状態で完全に死んでいるわけではないのでしょう。
おそらくそれを判断できるのはデンジがマキマを完食した時。
私が思うに、
マキマはデンジに最期斬られた時にはもう支配することは諦めていたように考えます。
チェンソーマンを支配するのと同等に「食べられる望み」も持っていた彼女。
残念ながらマキマの本意である「支配」という概念が消えることはありませんが、ここまで成長したデンジになら潔く負けて死んで、転生しようと思った・・・
というのはマキマファンのご都合考察でしょうか。笑
さて、第一部の感動的な最終話となります。
最期まで綺麗にテンポよくスピーディーにまとめられた傑作チェンソーマン。
第一部最後の振り返りに入りましょう!
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【第97話】愛・ラブ・チェンソー
デンジが作ったマキマ料理
・ハンバーグ ・カツ ・ナゲット ・モツ味噌煮込み ・肉だけカレー ・肉団子 ・寿司 ・ステーキ ・刺身 ・鍋 ・肉マン ・マジ闇鍋 ・ヤバジュース ・???
愛
公園で待ち合わせていたデンジと岸部。
マキマの犬達とニャーコはデンジがみんな引き受けたのですね。
「全部食いました」と岸部に報告するデンジ。
デンジは、
「マキマさんを傷つけるつもりなんてないんです。そう本気で思ってるんすよ」
「攻撃じゃない。愛ですよ。愛」
支配の悪魔・転生
戦いの場でどうやってマキマに気付かれないように近づき攻撃ができたのかをデンジに聞く岸部。
デンジはもの悲しげに説明します。
・マキマさんは匂いで俺たちを見てる
・一人一人の顔なんて覚えちゃいない
・気になるヤツの匂いだけしか覚えていない
・マキマさんは俺じゃなくてず〜〜っとチェンソーマンしか見てなかった
・俺ん事なんて最初から一度も見てくれてなかった
そこに勝負を賭けた、と。
ひとり残っている女の子に
「どっかいっちまえ」とラピュタのワンシーンを思い出させる台詞を言うデンジ。
いきなり指を噛む女の子。
「え!?この噛む力は・・・!?」
なんと支配の悪魔マキマは死んだ後に地獄から転生してもう現世に居たのでした。
それをおそらくクァンシ絡みで見つけたのを岸部が盗んできたと。笑
なんちゅー急激な展開なのでしょう。食べ終わったことを報告しに来た所なのに。笑
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ナユタ
デンジと岸部と支配の悪魔。妙な関係の3人が絡んでいます。笑
岸部がデンジに支配の悪魔をなすりつけてその場を逃げます。
取り残されたデンジは支配の悪魔に名前を聞き、「ナユタ」と素直に答えます。笑
ナユタに優しく接するデンジ。
「何か食いてえモンあっか?」
「食パン」
「・・随分と安上がりな悪魔だな」
と笑うデンジにピースサインのナユタ。
家で食パンを食べて布団で寝かせてもらっている支配の悪魔ナユタ。
たくさん抱きしめてあげて
相変わらず夢の世界でポチタを抱いているデンジ。
ポチタが言います。
「デンジ・・私の夢はね。誰かに抱きしめてもらう事だったんだ」
「デンジは私の夢を叶えてくれた」「支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしいんだ」
「支配の悪魔はね、ずっと他者との対等な関係を築きたかったんだ」
「恐怖の力でしか関係を築けない彼女にとっては、家族のようなものにずっと憧れていた」
「それで間違った方法だったけどそういう世界を作りたかったんだ」
「だから・・デンジがそういう世界を作ってあげてね」
「ポチタ・・・どうやって・・・・?」
デンジににっこりと微笑むポチタ。
「たくさん抱きしめてあげて」
最終エピローグでめちぇくちゃデカいとんでもない悪魔が街を襲っています。笑
「ねえ聞いた聞いた?チェンソーマン今は高校生だって噂だよ!」
公安のスーツではなく、学校の制服を着ているデンジがチェーンをふかそうとしている所で
「第一部 公安編 完」
まとめ
単行本11巻、97話までのどちらかといえば短編でしたが
今まで読んできた数ある漫画のなかでも圧倒的な濃さとスピード感が半端ない最高の作品でした。
この場を借りて、感動とひとつまみのスパイスをありがとうございました!
前作のファイアパンチもそうですが、基本的にタツキ先生の作品は
愛をテーマにしていると個人的には思っています。人間愛を描いた映画のような漫画。
しかし、独特かつ突き抜けたストーリーと狂気的な描写が織り込まれすぎているタツキワールド。
これまで万人受けしなかったのが本作チェンソーマンで世の中に認められたことを、ひとりのファンとして誇らしく思います。
個人的にマキマは大好きなキャラだったのですが、いったんは幕引きとなりました。
次回作の第二部では第一部の魅力的なキャラクター達を超えるキャラクターが出てくる事を期待しています。
それと同様にいつもどおりの奇想天外な展開と圧倒的独創感あふれるストーリーを生み出す先生を、陰ながら応援し続けようと思います。
つたない文章表現にもかかわらず読んでくださった方々、
本当にありがとうございます。
これまで1話ごとの感想振り返りをアップしてきましたが、
ひとつの謎にフォーカスしたり、登場人物を掘り下げて考察していきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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