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香住ってなに?兵庫県北部に広がる香美町香住区という地域は
大袈裟にも全国的に有名とは言えない地域です。
しかし、その美しい海岸線や新鮮な海の幸、
美味しいお酒はマイナーではあるけども質は一級品、
全国に根強いファンがいるのも事実です。
特に注目すべきは、香住漁港、香住カニ、そして香住鶴。
これらの魅力的な存在が、訪れる人々の心を掴んで離しません。
今回は、香住の謎めいた魅力に迫りながら、その奥深い世界を探求してみましょう。
香住を探求しよう
※香住漁港で獲れる紅ずわい蟹(香住ガニ)を肴に香住鶴を呑むための手順となります。
香住漁港とは
香住漁港の背景
香住漁港は、美方郡香美町に位置する第3種漁港で、但馬地方でも最大規模の漁港です。
この漁港は典型的なリアス式海岸であり、山陰海岸国立公園・山陰海岸ジオパークの中心地となっています。
香住海岸は昭和13年に名勝に指定され、その美しさで知られています。
主な漁業
海域は急傾斜ながらも、岸から15km進むと水深が200mに達し、
沖合には対馬暖流による豊かな漁場が広がっています。
主な漁業としてはべにずわいかにかご漁業が挙げられ、
香住ガニ(紅ずわいがに)が生息する水深800~1,200mの海底にかごを連ねて投下し、
誘いこまれたカニを引き上げる漁です。(松葉:ズワイガニは水深200〜400mに生息)
この漁業には5~9人の乗り組み員が携わり、1航海には1~5日かかります。
カニの種別と漁場
全国的に有名なブランドは、松葉ガニ(ズワイガニ)ですが、
注目すべきは県内唯一の水揚げ地である香住漁港で水揚げされるベニズワイガニもあります。
その品質の高さから「香住ガニ」としてブランド化されています。
香住カニの世界:味と価格
香住カニの特徴と味
「香住ガニ」として知られる紅ズワイガニは、近畿地方においては香住漁港でのみ水揚げされ、その独自性が際立っています。香住ガニは、みずみずしさと上品な甘みが特長で、その味わいは他に類を見ません。
外見的な特徴は全体的に赤いことです。 通常のカニは自然な状態では褐色で、調理で熱っすると殻が赤く変色します。これは「アスタキサンチン」と呼ばれる赤い色素が含まれるためです。 紅ズワイガニのように自然な状態で甲羅が赤いのはめずらしいので、初心者でも判別が簡単です。
調理された場合は少し判別が難しくなりますが、お腹も赤っぽいので判別できます。
味は、非常に甘くてジューシーです。身のボリュームは松葉ガニよりも劣りますが、紅ズワイガニは本来のカニの風味をしっかりと楽しめます。 水分が多いため、カニ刺しにすると味がぼやけ、焼きガニでは少しパサつきやすくなります。そのため、おすすめの食べ方は鍋です。カニの旨味が溶け込んで美味しく楽しめます。
香住カニの圧倒的コスパ
コストパフォーマンスがかなり高いのが香住ガニの大きな特徴です。
初めは市場やスーパーで並んでいる同じような外見のカニの値段があまりにも違いすぎて、解凍されたカニが安い方なんだと勘違いをしていたほどです。
具体的に松葉ガニと価格を比べると、ブランドがついたタグ付きの松葉ガニは12,000円からテレビに出るような〜百万まで幅広く、タグなしでも5,000円から10,000円が相場です。
対して香住ガニは1匹1,000円から4,000円です!松葉ガニの5分の1から10分の1の値段で購入できてしまいます。価格と量の比率を考えてもやはりコスパは非常に高いことが分かります。
香住鶴の魅力:地元の誇り
香住鶴の公式サイト
正直、どこの酒メーカーのHPと比べても作りに情熱が入ってるのではないかと思っています。
内容が充実しすぎていて「美」すら感じる粋な作りです。
おそらくそこまで世には出回っていない逸品ホームページかと思いますので、
ぜひこの記事を見られた方は香住鶴公式HPに飛んでみてください!
香住鶴のXでの評価はこちら
内だけではなく外部からの評価はとても大事です。もちろん、信頼の証は評価に表れております。
頂き物が美味しかったのでささやかながらお礼に描いてみますた#香住鶴#日本酒 pic.twitter.com/EsvI9AGzcr
— かえる (@o_sho_shi_na_si) December 17, 2018
香住漁港周辺の観光スポット
余部鉄橋「空の駅」
余部鉄橋といえば列車が鉄橋から転落した事故で全国的に有名です。原因は強風に煽られたことで、列車の下にあったカニ工場で働いていた女性ら5人と車掌、合わせて6人が亡くなりました。
香美町香住区余部にある「空の駅」、通称余部鉄橋は、JR西日本山陰本線の餘部駅と余部橋梁の近くに位置する展望スポットです。この場所は、平成22年に旧余部橋梁が老朽化のため架け替えられ、それに伴い、観光資源の整備が行われました。兵庫県は道の駅あまるべと協力して、約5億5千万円をかけて整備し、平成25年5月3日にオープンしました。
鉄橋展望台は、旧余部橋梁の一部を再利用して建設され、全長約68メートル、幅約3メートルのスペースが広がっています。先端からはかつての線路や枕木が見られ、高さ約40メートルからは日本海と海辺の集落が一望できます。通路には真下が見える「のぞき窓」もあり眺めは爽快です。
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香住鶴(酒蔵見学)
酒蔵見学(有料) 5月~10月
酒蔵見学:有料(実施期間 5月~10月)のご予約は、
メール、FAXの場合:ご希望日の3カ月前~5日前まで、
お電話の場合(0796-39-2910):ご希望日の3カ月前~前日16時まで
(当日のご予約は基本的にお受けできません。応相談)
※2023年より実施期間 5月~に変更。
《見学時間》10:00~ , 14:00~ (約20~30分間)
《定員》 10名様まで(中学生以上)
《料金》 お一人様300円(税込)
最新の設備と伝統の秘技が調和した香住鶴の酒造りが体感できます!
香住鶴ならではの日本酒のできるまでをわかりやすく理解できます!
香住漁港へのアクセスと旅のポイント
旅のポイント:香住漁港のみをポイントにすると時間が非常に勿体無いことになるかと思います。
近辺での観光スポットを事前にお調べください。紹介している余部鉄橋は近くてオススメです。
城崎温泉、もしくは鳥取市内まで行くと宿泊施設は多くありますが、香住漁港近辺は皆無です。
雪も冬の間は深いですので、お酒とカニは自宅で楽しむのが今風で最高かと存じます。
ぜひ!ワンクリックで美味しい食材が届く体験がまだの方は、いちどお試しくださいね♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
香住漁港で獲れる紅ずわい蟹(香住ガニ)を肴に香住鶴を呑む手順はマスターできましたか?
ただいま真冬の盛り絶賛中ですが、楽しめることは山ほどあります。
善は急げ、何事も後回しにしていては人生はあっという間に終わりますよ!
さあ、大変お値打ちでコスパの高い香住ガニとえらく安い1.8Lの香住鶴を買って、
さらなる人生の楽しみを栄華していきましょう。
あ、蟹味噌も最高です。
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