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引用:チェンソーマン単行本
全国マキマファンの皆様、こんにちは!
全11巻のチェンソーマン第一部ですが、第1話から最終話まで我々読者を支配するかのようにマキマの影が出ずっぱりの本作品。なにを隠そう私は支配の悪魔マキマの大ファンです。
本シリーズではマキマの謎や伏線を考察し、よりマキマのことを知りたい人向けのマキマファンのためだけの考察と振り返りを行っていきたいと思います。
第1話で登場するマキマは、自身を含めてヨハネの黙示録で四騎士とされる死の悪魔と戦争の悪魔と飢餓の悪魔、そこに7人の使徒を模した武器の悪魔たちでチェンソーマンを追い詰めたあとの状況、となります。チェンソーマンはおそらくボロボロの状態で心臓だけを抜き取り、それが悪魔としてギリギリ形を成したのがポチタの姿だったのではないでしょうか。
第1話ではようやくポチタ(チェンソーマン)の消息を突き止めて、ようやく再会できたと思ったらデンジとの契約により合体してしまっていたのを見て、必死にどうしようと考えながらも時折素の顔を見せるマキマさんを節目ごとに追っていきたいと思います!
それでは振り返り考察に入りましょう!
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好きなタイプはデンジ君みたいな人
周到な準備を経て現れたマキマ
「先を越されたね」とマキマ。これは、ゾンビの悪魔を討伐しにきたが、謎の存在によって先に敵が倒されていた、、という読み方が普通ですね。しかし、これはマキマのデンジを見る目つきで否定できます。
「キミ変わった匂いがするね。人でも悪魔でもない匂い」。はい、一見これまた普通の台詞に思いますが、この時のマキマさんの目つき、、
異常に怖くないですか!?
コレぜったい、デンジに対して「オマイなにしてくれてるねん」とう感情が込められてる気がするのは私だけでしょうか。
「キミがこれやったの?」。いつもの微笑を浮かべてデンジに目をやるマキマ。マキマのトレードマークでもあるこの一見優しい微笑も、ネタバレしたうえで見るとやはり不気味。。。で最高です。笑
デンジに抱きつくマキマ。それによりデンジが人に戻ります。「人だ・・」というマキマ。おそらく匂いが完全に人間になったのでそういう判断をしているのでしょう。
ココ!ここです。これは、以前からデンジとポチタのことを観察していなければ出てくるはずがない言葉でしょう、普通は。そんなピンポイントな偶然はこの世の中にはほとんどないのです!ここしばらくのデンジを監視していたマキマさん。
そそて第1話からソッコーデンジの心を射止めにかかっているマキマさんです。
デンジはマキマの犬として
車内ですでにデンジはマキマの横顔を見て「好き」と電撃が走っています。
マキマさんは車内から外を眺めてこの表情。そう、これは憧れのチェンソーマンが完全にデンジと合体してしまった姿を目の当たりにして、虚無感に陥っている表情なのです。
マキマはデンジを犬のようにしか見ていません。「忘れたの?キミは私に飼われているんだよ。返事は『はい』か『ワン』だけ」「使える犬だね」。そのまんまの言葉の意味です。笑
犬であるデンジがポチタの死を語るこのシーン。見てください、マキマのこの冷めた目つきを。笑
しかし、マキマにとってデンジはチェンソーマンの大事な器。一心同体となっている以上、デンジを大切に扱わない手はありません。だからこそ優しく接してチャンスを伺っているのです。
「その話信じるよ。私は特別に鼻が利くんだ。だからわかる」。最終章でデンジがマキマを倒す際にアイデアで思い起こしたシーンです。この時からラストシーンまでイメージができていたタツキ先生、流石です。
デンジを幸せにしよう
ひとまず自身に従順なデンジ。支配の悪魔であるマキマは人間のことが好きです。人が犬を好いているのと同じように。そんなデンジに「好きな男のタイプとかあります?」と聞かれ、最適な答えを出そうと考えるマキマ。
「デンジ君みたいな人」
この一コマで読者をも魅了したマキマ。こんなこと言う女性、現実世界にはいませんから笑。マキマは支配の悪魔です。支配者としての心得など当たり前のように習得しているのです。
デンジはマキマの特別
自身が身を置く公安本部までデンジを連れてきて面倒見よく案内をするマキマ。「公安は有休多いし福利厚生が一番いいんだよ」とこれまた可愛らしい発言をして読者をも魅了するマキマ。
今まで手をかけていたもう一人の犬であるアキに対しても「デンジ君は特別なの。だから特別な対応で扱う事になりました」と本心ではチェンソーマンを欲するだけなのですが知能の高いマキマはうまく表現しました。
「死ぬまで一緒に働こうって事」。これまた深い発言です。要は、デンジがチェンソーマンと完全に離れる事ができるまでマキマはいつまでも時間を使う意思を表しているように見えます。
お国のお偉いさんと話しているマキマ。さすがは重鎮っぽい人、マキマが私情を挟んでいることが直感で分かったのでしょうか。図星なマキマは頑張って無表情を貫いているようにも見えます。
アキと車内で話すマキマ。ここでも上司特有の表現であるあまり興味がない感じ、を演出しているかのようですが本当に興味がない笑。「全ての悪魔は名前を持って産まれてくる」。マキマはアキのこともかなり可愛がっています。物語の核心的なことをアキと読者に教えてくれます。
まとめ
さて、いかがでしょうか。ここまでが1巻までに出てきた我らが愛するマキマさんです。
はじめはミステリアスな女性でなにを考えているのかまったく分かりませんでしたが、今やわたしたちはマキマの全てを知っています。笑
そう、彼女は他者と対等な立場で接したいがそれが叶わないので支配する事しかできない孤独な悪魔なのです。唯一惚れ込んだチェンソーの悪魔が人間との契約により存在を失い、それを引き剥がして自身で支配するか食べられたい、その一心のみなマキマさん。
ところどころで出てくる哀愁漂うマキマさんの表情が今だから見て取れます。
さて、物語はテンポよくいつもどおりのハイスピードで展開していきますが、マキマさんに照準を合わせると意外や時間はゆっくりと流れているようにも見えます。
次回の考察はまとめて2巻〜3巻。私たちの大好きなマキマさんをさらに深ぼっていきましょう。
次回につづきます!
⇒マキマ考察!母なる愛と恋を司る悪魔?2〜3巻振り返り頭を撃ち抜かれる迄
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