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新卒が2日で辞めた理由とは?働き方改革は必然?

ビジネス

みなさんは仕事を辞めようと思ったことはありますか?
毎日同じことの繰り返しで職場の人間関係に悩み、お客様からはいつも無理難題を突きつけられる。上司は好き嫌いで物事を判断し常にえこひいき、部下のミスはすべて自分の責任になるのですべてのことに目が離せず、そのせいで自分の仕事が進まず負のループをぐるぐる。

もうこんな仕事やってられるか!辞めてやる!

こんな事を時折思っているサラリーマンのみなさん、こんにちは!
偉そうに何様なことを言いますが、上司には上司の、部下には部下の、そして新卒には新卒の悩みをその階層により誰しもが持っていると思います。そしてその悩みが天井を超えてしまった時にサラリーマンは退職という選択を取るのでしょう。

今回は今年の春に私の職場に配属となり、たったの2日で会社を辞めた新卒について書きたいと思います。彼女の心理状態はどのようなものだったのか?職場に改善すべきことはあったのか。

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Mちゃんの初日

Mちゃんは有名大学をストレートで卒業し、厳しい世界と分かりつつ営業の世界に飛び込んできた。
ハキハキと明るく空気も読めるタイプだった彼女。アルバイト経験で培った接客対応力は目をみはるものがあり、特に電話対応が素晴らしく即戦力になれると私は直感で感じた。

初日から思い悩む様子

第一印象は上記の通り明るく快活で行動力のある女性に見えた。が、しかし、、、
みるみる内に元気が無くなっていく様子で、おどおどしていく彼女。1日を終える頃にはどうしようもなく意気消沈している様子で、業務日誌には「ついていけるか不安」と。

初日からどうして彼女はそんなに追い詰められちゃったの?

いや、ほんとごもっとも。こう見えて私はマネジメント歴10年を超えるベテランを自負していただけに、初日からこんなに追い詰められる様子にさせてしまったことに、なにか自身や職場に問題がないかを考えました。

考えつく内なる問題

彼女の様子が初日からマイナスになった問題に対して当時の私はノートにこう記していた。
・職場の雰囲気が暗い、もしくは張り詰めすぎている
・自分から新卒と携わる部下(彼女の先輩)に対してのフォローが足りなかった
・無意識に期待感がにじみ出すぎていたのかもしれない
・男ばかりの職場で女性には居づらい環境と思われたかもしれない
自分がキモかった?威圧感があった?怖かった?

当然ですが、初日から怒ったり叱ったりなどは皆無。チームメイトからすると気持ち悪いほど愛想よく、笑顔満開で接したつもりです。それがキモかったのか。。
次に、自身や職場は棚に上げての外的要因を考えてみた。

彼女を追い詰めることになった可能性のある外的要因

・現場配属になる迄の本部からの課題が多すぎて実際参っている様子だった
・同期配属の男の子のやる気が凄まじく、その影響が辛かったのかもしれない
・勉強することが多く、それが配属前から苦痛だったのかもしれない
・これまで女社会で過ごすことが多く、男だらけの環境が初めてで戸惑いがあった
実家から親が泊まり込みで来ており同居状態

え?親が泊まり込みで来てたってえらく過保護だね?

ありがとうございます笑。そう、そこに私はイの一番に驚きを隠せなかったのだが、時代は常に変わっているし、相手に矢印を向けてもこちらの問題解決には繋がらないので、あくまでイチ情報として。しかし、親御さんからして、もともと心配な要素があったのだろうか。

Mちゃんの2日目

彼女は朝から少し元気がないように見えた。そこに結果的には追い打ちをかけることになった気合い系の朝礼。夕方の個人面談で聞いたことだが、大きな声を出す男性を見て体育系で怖かったとの意見を頂きました。私からすると草食系男子ばかりなのですが。。。

ビクビクしながらも一生懸命な姿

Mちゃんは、どんなタイミングでも声をかけられるととても良い返事をしてこちらに駆け寄ってきます。取引先への挨拶回り、通常業務や雑務を教えたり何をするにもハキハキと頑張っている様子に見えました。そう、彼女はアグレッシブでプラスにしか私には見えていなかったのです。

元気がなさそうなのに頑張っていたの?

そう、朝一の様子が初日とは明らかに違っており気にはなっていたのですが、簡単な業務の指示に対しての取り組み姿勢が抜群で、とにかくめちゃくちゃ頑張るんですね。私にはそれが環境に慣れないとはいえども強い動機の元、フレッシュにガムシャラで前向きな様子と捉えていたのです。

個人面談にて動機をヒアリング

夕方、ひと通りの業務を終えて新卒に対して面談を実施。目的は簡単なものでなぜなんのためにこの仕事、職種、会社を選び、今後どのようになっていきたいかを聞くというありきたりなものでした。

そして面談中、話を聞いている内になんと彼女が泣き出してしまったのです。

彼女の動機は、、
・自分の殻を破り成長したい!
・成長している元気な会社に身を置きたい!
・リクルーターの情熱に影響を受けて、ぜひ一緒に働きたいと思った!

という、まあ、ありきたりなものだったのだが、途中から、、、。
・元彼が一個上ですでに営業職をしているからその影響を受けて自分もなりたいと思った!
・元彼がエリアの新卒で同期トップを取り自分もそうなりたいと思った!
・元彼を、、、、、見返してやりたい!!

ここで、泣き出しました。

なんだか彼女の核心的なものに触れることができたんじゃないの?

そう!私もそう思いました。出会って2日目にして、泣くほどに強い動機を私に言ってくれた!そうか!彼女は復讐心に近い動機を持って、なにはともあれ営業の世界で成功したいんだ!と。

私がアホでした。


3日目の早朝

早朝7時頃だったと思います。彼女から私の携帯に電話がきました。

なんだ?こんな朝早くに。もしかしたら頑張りすぎて体調を悪くしたか。もしそうなら大事をとって今日は休みを取らせよう、と瞬時に着信音を聞きながら寝ぼけ頭を振り絞って考えました。

彼女からの一声。
「辞めさせてください」

おおっっふ!なななななんとーーー!!!???
ええ〜〜〜?昨日の涙はなんだったのーーー!?

彼女は、たったの2日で退職を決意し、2度と職場に足を踏み入れることはありませんでした。

まとめ

私にとって、配属からの圧倒的最短退職記録を出してくれた彼女。
様々な不安を抱えながらも、やる気に満ち溢れなんとか希望溢れる未来を自らの手で掴みとろうとしているアグレッシブな若者!という見方は私の勘違いでしかありませんでした。

彼女に対して否定的な考えが無い、というと嘘になります。
そもそもどうして入社したの?から親御さん過保護にもほどがありませんか?というのと、やはり極めつけは動機が情感的すぎたのではないか?という所感でございます。

しかしながら、自身や職場に目を当てると改善すべきことが間違いなくある!という気づきも頂くことができました。おそらく新卒ホヤホヤの彼女からしたら、目に見える全てが驚きだらけだったのでは無いかと目線を新たに追加することができたのです。

今の時代、職場であれなんであれ癒しの要素が必要不可欠ではないかと思っています。
インスタの猫動画にイイネを押し、ネットゲームで人間関係を構築することができ、ユーチューブで世の中の面白いことを観ることができる、そんな時代を生きて来た若者に対してハードな環境は異次元でしか無いのでは、と思い知らされた出来事だったのです。

今、私は観葉植物の世話を本気でしています。職場に癒し効果を生み出すために、枯れかけた観葉植物を復活させることに情熱を注いでいます。癒し。現代のバーチャルでなんでも手に入れることができる時代には心の癒しが必要なのです。職場に癒しを。癒しの時代はまだまだこれからが成長期だと本気で思っています。

まあ、そうはいっても私は昭和の人間なので、それを死ぬまで貫くんだと思います。笑

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