土の表層がカラッカラに乾くまで水を与えない。これが大型観葉植物の水やりの基本です。
枯れかけた観葉植物を復活させようと試みてはや40日が経過しました。7つのうち、3つの観葉植物が瀕死の状態でしたがようやくケンチャヤシが復活の兆しを見せているところです。ここが勝負どころ。約1ヶ月、大好きな水やりを我慢し続けました。
そしてようやく時が来た。土がカラッカラになったので満を持しての夕方日光浴と全身シャワー。ほんの少しだけ知識を身につけ植物への愛情が芽生えてきた観葉植物ド素人の私にとって、水をやりたくて仕方ないのをここまで我慢できたのは初めての経験です。
葉水は葉っぱの汚れを取り木の負担を軽くするのと同時に土の中に新しい水により酸素を巡らせてリフレッシュさせる効果があります。これ見よがしに、これでもかというぐらい水を与えました。
全員集合葉水だよ
ウチの7本の大型観葉植物たち。日中は暑いので夕方がオススメ、というか夏場は日中だと土の中で水がお湯になって致命傷を与えることになるので気をつけましょう。
鉢カバーから内鉢を取り出して、敷地の広い場所へ全員を集めます。夕方といえどこれだけで汗だくになる私にとっては重労働です。誰も手伝ってくれんし。
前面におりますはひょろちゃんとドラちゃん。この二つはなかなか手強く、なにをしてもなにもしなくても現状維持を貫いてくれています。
ドラちゃんは先っちょにボワっと葉が残っているのですが、もうこれはこういう観葉植物なんですって言っても疑われないほどこの状態を貫いています。しかし、先っちょの残っている葉が少しイキイキしてきました。明らかに以前とは違います。
ベンガレンシスゴムのベンちゃんは子葉も大きくなってきて順調に育っていますね。葉っぱがしっかりとした手触りで非常に育てがいがある子です。
ホンコンカポックのカポちゃんもボッサボサ。そして、水やり前になると葉がシュンと垂れ下がってくる。真冬でもそうでしたが、水をやるとすぐに上向きになるかわいいやつなんです。
パキーラもモサモサしていて相変わらずのネバネバ液を至る所から出しますが、最近になって変化が。ネバネバの粘度が落ちてきて少しだけサラサラしてきたのです。なんでだろ。
アルテシマゴムのアルちゃん。この子も危険予備軍ではあるのですが、日光が差し過ぎない場所に置き換えたところ、さほど変化がなく。。ちょっと心配です。
そしてこの子、ケンちゃんの変化がとても嬉しい。真ん中から新芽が出てきてそれが大きく葉を広げていってます。ここからどういう成長をしてくれるのか、目が離せないところ。
夕方の早い内から水やりを始めたのですが日が暮れてきました笑。どんだけ水をやるのかというと、もうありえないぐらいの量です。鉢の上まで溢れてきては次の鉢に移り、下から流れ落ちてはまた溢れさせるの繰り返し。
私の身長より遥かに高い子たちにも頭上からシャワーをかけて汚れを落とす。結構大変なのですが、楽しい作業です。植物が気持ち良い〜って言ってる気がしなくもない。やっぱり植物も生き物なんですよね。愛着ってのは間違いなくわきます。
どうでしょうか。みんなありえないほどの水をかけられてびっくりしていると思います笑。さて、明日からの観察がまた楽しみになります。結構、これで変化が起きるんですよね。葉っぱのハリとか新芽の出具合とか。
子供カマキリがいつのまにか肩に乗っていました。いっちょまえに威嚇のポーズを取ってます。どっから肩に乗ったんだ。服の中に入らなくてよかった。観葉植物たちの守り神になってくれるかな。
まとめ
私はいくつかの観葉植物を枯らしてしまいかける状況に追い込まれて、ひとつ大きな改善をしました。それは、水を与えすぎないこと。真冬に水を定期的に頻繁に与えていたことは間違いなく彼らを弱らせる原因の一つだったでしょう。
水やりのポイントは、あげるまでに土をしっかりと乾かすことがとても重要なのです。そして、水を与えるイコール私の場合は全身シャワーの全葉水です。あげる時は徹底的に執拗に、とんでもないぐらいの水量を使います。これが、私の正解。南国のスコールのイメージで。
さて、勉強嫌いな私はさほど調べもせずなんとなくの感覚でここまでやってきています。気候もプラスしてのことだとは思いますが間違いなく7本の観葉植物は成長しています。ここからはもうちょいきちんと勉強をして観察の量を増やし、細かなところも見ていきたいと思います。
乞うご期待です!
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