スポンサーリンク

枯れかけた観葉植物を葉水で復活させる!全種の特性紹介

観葉植物

古くなった土の再生土を上から1センチほどふんわりと乗せて5日間が経ちました。枯れかけている3つの観葉植物だけではなくすべての大型観葉植物に殺菌工程をしないままふんわりと盛り付けましたが、死ぬときは全員一緒。大丈夫です。なんとかなる、という座右の銘を持っている私にとってはこういうちょっとしたミスは日常茶飯事です。こういうミスが後々大きな問題まで発展したことはこれまでほんの数えるほどしかありません。

結論から言うと、枯れかけた3つの植物たちはさほどの変化がないばかりか、ハッキリ言ってまったく変化がなくて困っています。もうほんと、なんにも変わりません。その一方で、ホンコンカポックことカポっくんなどは元気モリモリ。先っちょから新芽が出るわ出るわで、ちょん切ることができない私をいいことにボッサボッサと生えまっくっている子も中にはいるのです。

枯れかけた子たちを復活させることを決めた私は、それから怒涛の勢いで観葉植物の知識を脳みそに入れているところであります。それとともに着実に増していく愛着、愛情。そこで、今回はウチにいる子たち全員を丸洗いパッケージの刑に処しました。屋内の定位置に居座り続けていたこの子たちを屋外に引っ張りだして、シャワーで全身を洗い流しまくりましたよ!

前回紹介したうちの子たち。名前がハッキリした(1名を除く)子たちをさらに深ぼってご紹介したいと思う。綺麗になった姿も見てね。

スポンサーリンク

全種を詳しくご紹介

全身水浴びの刑

定番のドラちゃんとケンちゃんとひょろ。3本並べると、枝感がすごい。真冬のようです。

フカフカに乗せた再生度の様子を見て欲しい。なんだか良い感じに思えるのは私だけですか?

こちらがひょろちゃん。なんか細い枝がさらにひょろっと出てるのは一体なんなのか。

こちらはケンちゃんです〜。2本あるうちの1本は明らかに死んでます、がこちらも経過を見ていきましょう。

枝ほっそいな〜こちらがドラちゃん。土は問題ない!菌もいないよー見た目すごくいいもん。

底蓋をとって、少し曇り空の太陽の下にさらし、夕方に全身シャワータイム!底からなんども入れた水が流れるようにた〜〜〜っぷりすぎるぐらい水浴びしました。

元気になればいいなあ。喜んでいるように見えるのは気のせいですかね。なんしか、葉の誇りや汚れが取れたのと土の古い空気がスッキリ流れ落ちたのは間違いないと思うんだ。

アルテシマゴム

アルちゃんと名付けましょう。この子は木っぽくて面白い、けどちょっと元気がない。直射日光に当てすぎている疑惑が。要注意です。

アルテシマゴム
最大の特徴は美しい葉。少し大きめでフチが黄緑で綺麗なグリーンの葉をもつアルテシマゴムは、どんな場所にでも似合う観葉植物である。
ゴムの木の仲間で有害物質(ホルムアルデビドなど)を除去する能力も優れているとのこと。
寒さに比較的強く成長力もあるので、初心者にもオススメ。
@育て方
・日当たり
1年を通して直射日光を当てないよう注意。風通しがよく、気温が低すぎない場所を選ぶ。
・水やり
冬以外は土の表面が乾いたらたっぷりの水を、冬は土が完全に乾いてから。霧吹きなどで葉の表面の乾燥を防ぐこと。
・肥料
春~秋に3回程度の置き肥を与える。
科名:クワ科
属名:フィクス(イチヂク)属
名称:フィクス・アルテシマ
原産地:インド、タイ
花言葉:永久の幸せ

 

ホンコンカポック

この子がボッサボサの子。カポちゃんです。ほんと冬の間も新芽がニョキニョキ。水が足りないとすぐにシュンっとなるかわいいやつ。

★ホンコンカポック
日陰や戸外でも育つ非常に育てやすい観葉植物。大きくなっても好みの高さや形に切り戻せば脇芽が伸びるので好みの樹形に仕立て上げることができる。
もともと暖かい地域に自生する植物なので夏越しは問題なし、しかも耐寒性まで優れているという丈夫な観葉植物です。

@育て方
・日当たり
耐陰性があるので屋内でも大丈夫だが、日光がよく当たった方が健康な株になる。直射日光は葉焼けの元。
・水やり
土の表面が乾燥したらたっぷりと水をやる。冬場に生長がストップしたら水やりの回数を減らし、土の表面が乾燥してから2~3日経った後に。乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの予防のために毎日1回は霧吹きなどで葉水を。冬場の葉水は重要。
・肥料
基本的に肥料は無くても良いが、与えた方が生長がはやい。春~秋の生長期に与えるようにする。

科名:ウコギ科
属名:シェフレラ属
名称:シェフレラ
原産地:台湾、中国南部
花言葉:実直

 

ベンガレンシスゴム

この子はベンちゃん。盛大に大きな葉を一枚一枚落としてくれますが全体的にはすこぶる元気でウチの職場のムードメーカー的存在。葉っぱがかわいいのよ。

★ベンガレンスゴム
おしゃれな風貌のベンガレンスゴム。丸みを帯びたグリーンの葉と白い幹が洗練された雰囲気を演出してくれる。ゴムノキの一種ということもあり丈夫で育てやすい。特別な手入れもほとんど必要なしなお手軽で人気な観葉植物。
@育て方
・日当たり
日陰でも育つが日光が大好きな観葉植物。全く日の当たらない場所で育てると元気が無くなってしまう。どの観葉植物でもそうだがレースのカーテン越しほどの日光がよいとのこと。
・水やり
土の表面が乾いてからたっぷりと与える。毎日のように水を与えてしまうと水分が過剰になり根腐れを起こす原因となる。水やりは必ず乾いてから。
・肥料
肥料を与える時期は初夏から秋にかけてで置き肥であれば2ヶ月に一回、液体肥料は10日に1回ほど与えるようにしよう。
科名:クワ科
属名:フィカス属
名称:フィカス・ベンガレンシス
原産地:インド
花言葉:長寿

 

パキラ

パキーラと名付けることにする。この子にちゃん付けは失礼に値する。なぜなら、葉っぱからとんでもなくネバネバする液体を出すから。パキラって魅力的です。

★パキラ
パキラはもともと果樹やパルプ材にするため台湾に導入され、30年ほど前に観葉植物に利用しようと日本に輸入された。育つと高さ20メートルにもなり、幹が太いのが特徴。葉に斑模様が入ったものもある。
@育て方
・日当たり
耐陰性はあるが日陰で長く育てているとどうしても葉や枝の成長が鈍り葉落ちの原因となる。午前中の柔らかい日差しで日光浴をさせてあげると丈夫に育つ。
・水やり
土が乾いたら鉢の下から水が出てくるまでたっぷりと与える。一気に水を流しいれると土の中に溜まった古い空気を押し出して新鮮な空気を取り入れる効果もある。
・肥料
水はけの良い用土がオススメ。成長期には液肥を与えることで成長を促すことができる。冬はほとんど成長をしないので肥料を与える必要はない。
科名:アオイ科
属名:パキラ属
名称:パキラ・グラブラ
原産地:中南米
花言葉:快活

元気な子たちも水攻め

この子たちも全員水攻めにしました。合計7本を一斉にまとめて近くに置くとそれなりに迫力があります。

頭上からこれでもかというぐらいの水をシャワーでふんわりと。与えまくります。

なんかね、リフレッシュ感が出ます。定期的に水浴びやろうと決めた。
めちゃくちゃ達成感あるし、植物の声とか気持ちなどわかるはずがないけど、確かにね、気持ち良いって言ってましたよ。

まとめ

今回はウチの7つの大型観葉植物全員を3年ぶりに風呂に入りましたばりに綺麗にして差し上げました。結論は、本当にやってよかった。こちらも汗だくになるほどの重労働だったのですがやる価値あり。こっちもとっても気持ちがいいです。

せっかくなのでドラちゃんとケンちゃんも詳細をご紹介。

 

ドラセナグローカル(瀕死)

★ドラセナグローカル
高級感のある佇まいが特徴の観葉植物。少し丸みがかかった美しい葉の形が最大の特徴。深緑の葉は人の心を落ち着かせ和ませる効果があり、高級感の演出も兼ねている。

@育て方
・日当たり
梅雨明けまでは十分な日光があった方が良いが夏場の直射日光は避ける。十分に日光にあてることで健康かつ葉色も鮮やかになる。
・水やり
夏場はできれば戸外で葉の上からたっぷりの水を与えると良い。ただ、土が乾いたら水やりでも十分生育は可能。冬季は月に1〜2回の水やりで十分。
・肥料
置き肥は月に一回、液体肥料だと月に2回。与えすぎに注意。

科名:リュウゼツラン科
属名:コルディリネ属
名称:センネンボク
原産地:オーストラリア
花言葉:幸せな交際

 

ケンチャヤシ(死にかけ)

★ケンチャヤシ
ケンチャヤシはヤシの仲間でかなり耐陰性が強い植物。室内でも育てやすく、一本あれば南国の雰囲気を感じることができる。室内で育てる観葉植物として最適な種の一つ。成長が緩やかで希少な観葉植物とも言われる。
@育て方
・日当たり
基本的に日当たりの良いところで。日陰で育てることができるぐらいに耐陰性が強い植物ではあるが、葉っぱが全体的に垂れてくることもあるので注意。
・水やり
土が乾いてきたら水やり。葉水をすることで乾燥を防いで葉の重みも減らすことができる。
・肥料
冬場以外は2ヶ月に一度与えるぐらいでよい。
科名:ヤシ科
属名:ハウエア属
名称:ヒロハケンチャヤシ
原産地:オーストラリア
花言葉:勝利

ひょろちゃんは相変わらず詳細がわかりません。どの観葉植物にも花言葉があって素敵ですね。
特性や育て方はほとんど全部同じでウケた。表現がほんのちょっと違うだけでほぼすべて同じ。笑

今日は6月15日(火)。枯れかけた観葉植物を復活させると宣言してはや11日が経ちましたが残念ながらほとんど変化なし。気長に行きますかね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました